2014年5月18日日曜日

グラスウール

夜中、目を覚ました息子が、
目をとじたまま泣きながら、
"ママー" ではなく "トトロー" と言いながら、
何かを手探りで探している様子で、ママを見つけて一件落着。

…寝ぼけていたのか、トトロの夢をみていたのか。

夢にトトロが出てきていたのなら、さぞかし嬉しかったでしょう。


さて、最近断熱材マニアのママ、

高性能グラスウールってなに?』で、
"もしや最近では高性能グラスウールが一般的に使われているのでは…"
と書きましたが、どうやらそんなことはないそうです。

 高性能グラスウール16KHG と (ただの)グラスウール24K

は、断熱性能は同じですが、
価格がどれだけ違うのか、やっぱりまだ気になるママは、
C社のママが尊敬する営業マンさんに聞いてみました。

ところが、その営業マンさんにも分かりませんでした。

なぜなら、C社が使っているグラスウールが、
日本で一般的に流通しているグラスウールと違うので、
よく分からない、とのこと。

C社が使っているのは高性能グラスウール16KHGですが、
何が一般的なのと違うかというと、袋詰めされていないものを使っているそうです。


日本で一般的に使われているグラスウールは、
こちらのように袋詰めされているもの。

写真は旭ファイバーグラス株式会社のHPから拝借。

ちなみに、袋詰めのグラスウールを使っているのは、
日本だけだそうで、
他の国では、下の写真のような、
むき出しのグラスウールが使われています。

なぜ日本では、袋詰めにしているかというと、
むき出しだと、施工の時に職人さんがチクチクするから、
だそうです…さすが日本、至れり尽くせりです。

でも、断熱にこだわるC社が、
なぜ袋詰めのを使わないかというと、

袋詰めだと隙間ができやすいから です。

袋詰めだと、どうしても耳の部分があるので、
そこに少し隙間ができてしまうのです。


一方、むき出しのグラスウールだと、隙間なく
しっかりと充填できます。

なるほどー、納得です。

話は戻って、高性能グラスウールか、ただのグラスウールか、ですが、
C社さんが高性能グラスウールを使っているのは、
価格の問題というよりも、
むき出しのグラスウールの商品展開が少ないために、
おのずと選択肢が絞られてきてしまうからだそうです。

ということで、価格差についての疑問は謎のままですが、

高性能グラスウールが一般的に使われているかというと、そうではないそうで、
高性能グラスウールが流通しだしたのが、ここ数年の話で、
まだ6-7割はただのグラスウールではないかとのことでした。
(あくまで営業マンさんの印象です。)

断熱材施工の工程は、施工会社にとってはただの作業の一過程に過ぎないので、
"どの断熱材を使おうか"みたいに、断熱材にこだわったり、知識のある人は少ないそうです。

なので、"いつものグラスウールよろしくねー"みたいな感じで、
従来のグラスウールを発注して使っている施工会社が殆どではないか、とのことでした。

確かにありそうな話です。

その真偽のほどは確かではありませんが、
C社さんが、海外に負けじと、むき出しのグラスウールを使っていることが分かりました。

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