この間2歳になった息子、
いわゆる『イヤイヤ期』のお年頃です。
『イヤ!』と何でもかんでも嫌がり、ママが手を焼いている、
という話をよく聞きますが、
我が家はちょっと様子が違います。
残念ながら全くイヤイヤしないわけではないのですが、
なぜか
『やーだよー』
と気の抜けた感じで、
独特のイントネーションで言うので、
言われても全くイヤな気がしません。
むしろ、笑ってしまいます。
人間関係を円滑にする素質(か、もしくはお笑いの素質)を感じるママでした。
うなぎの寝床の北側(道路側)正面はルーバー(格子)ですが、
2階〜3階を屋根の高さまで完全にルーバーで覆うことはできません。
なぜなら、非常時に消防隊が3階にすぐ入れるように、
『非常用進入口』を3階の道路に面した壁面に必ず設けること、
と、建築基準法で決められています。
窓ガラスがあればそれでよいのですが、
それをルーバーで覆ってしまうと、消防士さんが入れないのです。
全面ルーバーの建物も、よくよく見ると、
ルーバーの一部を扉状に開くように細工してあります。
しかしこの細工、もちろん造作なので、
手間もコストもかかります。
そこで、ぜーんぶをルーバーで覆うのではなく、
デザイン+非常侵入口を兼ねて、
3階のルーバーを部分的に敢えて外すことにしました。
3階部分なので、なくても道路から部屋の中が見えることはありません。
図がないと分かりづらいかと思いますが…
立面図ができたらまた載せます。
デザイン性もあり、実用的で、かつローコストになる、
かなりのgood ideaです。
前回の打合せで辿り着いた案なので、まだ図面になっていません。
今週末の打合せで立面図を見るのが楽しみです。
ちなみに、正面が全部覆われていても、バルコニーの上は開いているので、
どうせはしご車乗るなら上から入れるのでは?
と思ってしまうのですが、
これは素人の甘い考えでした。
Kさんの設計事務所もそう思って何度も役所にかけ合ったそうですが、
逆に怒られて突き返されたそうです。
まぁ確かに、1分1秒を争う時にそんなこと言ってられないですよね…。
窓を非常用進入口とする場合にも、大きさとか、窓の種類とか、
いろいろ規定がありますが、
窓ガラスなら消防隊が割って入ってきてくれるので、
規定内の窓であれば、非常進入口として認められます。
今まで知らずに暮らしていた規則が本当にいろいろありますねぇ。
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