2014年4月30日水曜日

ミーレ体験イベント 〜スチームクッカー

少し暖かくなってきたと思ったとたん、
息子がすぐに汗だくになるようになってきました。
特に寝汗がすごいですね。

しかも、一丁前にとっても汗臭いです。男の子ですねぇ。
汗臭くてもかわいいのは、子供の特権ですね。

息子の新陳代謝の良さが羨ましいママです。


ミーレのショールームへ行った際に紹介された、
try Miele!』という体験イベントへ行ってきました。
食洗機や電気オーブンなど、
ミーレの製品を体験しながら説明してもらえるイベントです。
製品ごとに開催日が決まっていて、ホームページに案内があります。

本当は電気オーブンの体験イベントに行きたいのですが、行ける日がなく…
キッチンメーカーの方が絶賛していた『スチームクッカー』の回に参加しました。

まずは製品の説明から始まりました。
まとめると、
1.スチームクッカーには2機種
 容量が小さい方:扉が横開き、取手なし、操作はタッチパネル
 (高さ35cm)       温度設定は5℃刻み、チャイルドロックなし
            温度と時間を設定するだけ
 容量が大きい方:扉が下開き、取手あり、操作はつまみ
 (高さ45cm)       温度設定が1℃刻み、チャイルドロックあり
            調理プログラムがいくつかついている

2.スチーム機能のみ(オーブン機能やレンジ機能はついていない)
3.使う前にタンクに水を入れる。使用後はなるべくタンクを乾かす
4.庫内はつなぎ目がないので、掃除は楽
5.予熱が必要で、庫内が設定温度に達してから食材を入れる
6.予熱中だけ少し熱い蒸気が出るが、調理中は熱い蒸気は出ない
 (蒸気は冷却されてから出てくる)
7.扉の表面は熱くならない
8.2段で別の調理をしても、においが移らない(対流しないため)
9.密閉度が高いので、熱効率が良い
10.ミートセンサーはついていない
こちらの写真は、容量が大きい方です。

ご覧の通り、扉は下に開きます。
扉を開けている状態で、
その上にトレイを置いても大丈夫だそうです。

庫内の右側の灰色のが水を入れるタンクです。

扉と操作板との間の隙間(黄緑色の矢印)から
蒸気が出てきます。

実演調理は、
 ・温泉卵:75℃ 22分
 ・蒸し鶏:100℃ 7分
 ・蒸し野菜(アスパラ、ブロッコリー、パプリカ):100℃ 1分30秒

タンクに水を入れるのをやらせてもらえて、タンクの重さを体感できました。

実演調理したものを試食させてくれました。が、
ほんの少しだったにもかかわらず、チキンはほとんど息子が食べてしまいました…
なので、ママはほんの端切れしか食べられませんでしたが、
柔らかいことは確認できました。
ジューシーかどうかまではよく分かりませんでした…。

野菜はとても色鮮やかで、シャッキリ感もあり、
野菜の甘み旨味が凝縮してました。
1分半でこの仕上がりはさすがです。

温泉卵は…どちらかといえば生卵状態で…
おそらく、卵を常温に戻さず冷蔵庫から出してすぐに調理していたせいでしょうが、
残念な出来で、スチームクッカーのすごさが分かりませんでした。

最後に、スチームクッカー用の簡易レシビブックを頂きました。
パスタ&パスタソースからスイーツまで、
それはそれは魅力的なレシピが並んでいます。


今回の体験イベントに出てのパパママ的感想は、
 蒸し料理は確かによいけれど、『スチームクッカー』で作る必要はない
という、ミーレには申し訳ない結論となりました。

『スチームクッカー』を入れてもスチームしかできないので、
オーブンや電子レンジが別で必要ですし、
そんな『スチームクッカー』のために背面収納の一角を使うのはもったいないですし、
何より気軽に買う価格でもありませんので、
うなぎの寝床では不採用となりました。

T-form ショールーム

息子が保育園でこいのぼりを作ってきました。
季節のイベントを企画してくれる保育園に感謝感謝です。

先生が作ってくれた鯉の目とヒゲのシールを自分で貼ったそうですが、
先生の指示通りの位置にちゃんと貼ったようで、
なかなか鯉らしい仕上がりです。

保育園の先生曰く、『わりと几帳面です』とのこと。
家では他の子と比較できないので、
保育園の先生から息子の様子を聞くのが毎日楽しみなママです。


土曜日にT-formのショールームへ行ってきました。
『T-form』とは、『大洋金物』という会社の、
輸入サニタリーウェアを中心に扱うブランドです。

建築家さんやキッチンメーカーさんなど、そこかしこで、
『T-formはカッコいい』と耳にしたので、
一度見てみよう、と行ってきました。

こちらのショールームは日祝はお休みなので、土曜日に行ってきました。
ホームページのショールームの案内に、
『お子様連れでのご入店はお断りいたしております。』と書いてあったので、
パパとママと順番に子守り係をして一人ずつ入ろう、と計画していたのですが、
当日そのことをすっかり忘れていて、
うっかり息子を抱っこしたまま入ってしまいました。
すると、お姉さんに『お子様連れでのご入店はお断りいたしておりまして…』と
HPと同じセリフを言われてしまいました。

参考までに理由を聞くと、
・陶器の商品が並んでいるので、子供が走り回ると危ない
・泣いたりした時に、他のお客様に迷惑
・手洗いする時の水栓の位置など体感して欲しいので、抱っこでもダメ
ということで、納得して一旦引き下がり、
パパに息子をみていてもらい、まずはママだけ出直しました。

洗面ボウルと水栓を中心に案内して頂きました。
掃除のしやすさを考えて、なるべくつなぎ目のないカウンター一体型がよくて…
とお伝えすると、何点かオススメを案内してくれました。


こちら、イタリアの『カタラーノ』の
『Zero』というシリーズ。

 ¥168,480(税込)

幅125cmで、ボウルも広々、
カウンターも十分な広さです。
 


この写真、逆さまに見えますが、
こんな感じで洗面カウンターが立てて並んでいます。
しかも屋外に。
ショールームの裏の事務所的なスペースを抜けて、中庭に案内されると、
屋外に、カタラーノの洗面カウンターや、カルデバイの浴槽が展示されていました。
なかなか斬新なショールームです。

洗面水栓は主にイタリアの『ファンティーニ』のもので、
一部T-formオリジナルのものもあります。
T-formオリジナルのは種類は少ないですが、価格は控えめ。


こちらはファンティーニのDolce。
わりとシャープで、よいかなと思ったのですが、
 ¥105.840(税込)
と、お値段はシャープでなく…

ちなみに、Dolceシリーズの壁付けタイプもあります。
水栓の根元が汚れる心配がないのでよいのですが、
お値段はななんと、
 ¥187,920(税込)

うーん…パパママ的には、
洗面の水栓にそこまでかける予定はありません。

しかも、デザイン的にも、KWCの方がママ好みです。




とはいえ、こちらの要望に合わせて的確に案内してくれますし、
浴室や洗面にこだわりたい方は一度行ってみる価値のあるショールームと思います。

吐水口の長さや吐水の向きと、手洗いのしやすさなども説明してくれます。
ママみたいな水栓素人は、デザインしか見ていなかったので、
そういった使いやすさの観点はとても勉強になりました。

他に、トイレ、シャワー水栓、タオルハンガーや取手などのアクセサリーなどが展示してあります。
キッチン水栓も一部ありますが、展示は少ないです。

宙に浮いてるトイレ(壁掛トイレ)も何点か展示してあります。
壁掛トイレはデザイン的にカッコいいのと、床の掃除がしやすそうではあります。
TOTOも壁掛トイレを出してますね。
パパママも当初憧れていたのですが、
実際に座ってみると、なんか便器が小さいんです。
確かに一回り小さいです。
恐らく、壁だけで支えているために、重量に制限があるのでしょう。
『カッコよくても、小さい便器はいやだ』というパパのご意見により、
宙に浮くトイレは却下となりました。

というわけで、T-formショールームのまとめとしては、
 ・カタラーノは洗面カウンターの候補になりそう
 ・洗面水栓はファンティーニでなくてよさそう
です。


ちなみに、ショールームでママの目を一番ひいたのは、
入り口の木の扉に、取手としてつけられたオーバーヘッドシャワーでした。
オシャレです。

ルーフバルコニーつきの見積り

息子は食欲旺盛で、離乳食の時期からもりもりよく食べてくれていたのですが、
最近ますますよく食べるようになってきて、今までの感覚で食事を作ると、
ママの分まで食べられてしまい、ママのごはんがほとんどなくなってしまう有様で…

食欲旺盛なのは元気な証拠♪と嬉しく思っているママは、
毎晩少しお腹が物足りない日が続いています。


週末、検討中の設計事務所のB社(混構造)との打合せがありました。
前回の打合せ(『見積り試行錯誤』)で、
既に工務店からの見積りを提示されていたのですが、
A社(RC造)となるべく同じ条件で比較したかったため、
ルーフバルコニー付きのプランでの見積りもとって頂きました。

ルーフバルコニーはパパもママも絶対欲しいわけではないのですが、
RC造の場合はもともと屋根がフラットでかつコンクリートなので、
手すりをつけるだけで屋上を利用できますから、
RCならルーフバルコニーは作ろうと思っています。

ルーフバルコニーで何をするかというと、
 夏にビニールプールを出して子供と遊んだり、
 時々バーベキューをしたり、
 息子が大きくなったら素振りをしたり(?)…
まぁ庭代わりですね。

ルーフバルコニーがなくて困ることは多分ないと思います。
恐らく実際は、あるから使おう、というくらいのものです。

でも、RC造のルーフバルコニーがあるプランと比較検討していると、
"いざないとなると、寂しいような…"とパパがつぶやいておりました。

そこで、1階RC+2-3階木造の混構造でルーフバルコニーを設けたプランでの
見積りもとってもらいました。

ルーフバルコニーを作ることでのコストアップ分としては、
 ルーフバルコニー自体(9畳)+防水加工+手すり+階段+ペントハウス
で、約200万円アップ。

あとは、このコストパフォーマンスをどうとらえるかですね。

工務店2社の相見積りですが、
前回の見積りではまだ概算見積りであった1社も今回詳細な見積りを出して下さり、
ほとんど定価見積りだった前回の見積りよりも大幅に下がり、
2社ともほとんど同じ合計金額になっておりました。
たった30万円違い。

個別の項目ごとに比較すると、両者に差異はありますが、
あからさまに高すぎる項目もないですし、
まぁきっと今回のお見積りが適正価格なのでしょう。

今回のお見積り価格に、B社への設計管理費用が約10%かかりますので、
合計金額としては、一応ギリギリ予算内…というところです。


というわけで、ここまでのまとめとしては、
 A社(RC造)とB社(1階RC+木造)とで、恐らく500万円強ほどRC造の方が高い
ことが分かりました。

さて、あとはその価格差と構造体の価値との兼ね合いをどう考えるかと、
何を優先するか…です。

4月中に依頼先を決めているつもりだったのですが…
とはいえ、ようやく検討材料が揃いました。
一世一代の大プロジェクトですから、焦って決めるわけにもいきません。
引き続きパパママ協議を続けましょう。

2014年4月26日土曜日

グローエ ショールーム

一昨日くらいから、息子が急に色々な単語を話すようになりました。
パパママが言った単語をリピートしてくれます。

今まではレパートリーが限られていましたが、
急に色々な単語に対応できるようになってきました。

息子の日々の変化が毎日楽しみなママです。


だいぶ前になりますが、『GROHE(グローエ)』のショールームへ行ってきました。

家を建てることが現実味を帯びてきた当初は、
パパもママもまだまだ家関連の様々なことに詳しくなかったので、
"カッコいい輸入水栓金具といえばグローエでしょ!"と思ってました。

で、どうせ見るならやっぱり一番たくさん揃っているところに行かねば、
ということで、グローエのショールームを調べると、
『本社ショールーム』というのが一番規模が大きそうです。

しかし、他のメーカーのようにかっこいいショールームの紹介ページもなく、
場所も『平和島』という、とても行きにくい場所で、
しかも平日日中しかあいておらず…
なんだかあやしいなという予感はありました。

とはいえ、
"グローエは超有名ブランドだし、へんぴな場所でもみんな来るだろう、
とお高くとまっているのかなー"
と思って、わざわざ有休を使って行ってきました。

まず、平和島という場所自体が普段馴染みのない地域なのですが、
グローエのショールームがあるのが『東京流通センタービル』で、
その名の通り、『流通』のための殺風景な大きな施設で、
グローエのおしゃれなイメージとはほど遠く…

おそるおそるグローエのショールームの場所へ行ってみると、
電気もついていない部屋に、水栓金具たちがたくさん並んでいました。

そこがグローエのショールームなんだろうということは、
かろうじて理解できましたが、
パパもママも頭の中が『???』な感じでした。

誰もおらず、電話だけ置いてあり、
『御用の方は●●番へ』と書いてあったので、
かけたものの、なかなかつながらず…
なんとかつながって、「自由に見ていていいですか?」と聞くと、
「御用があればまた呼んで下さい」と全く商売っけのない対応でした。

奥の事務所が見えるのですが、
パパママがショールームをうろうろしていても誰も気にもとめていません。

本当に、ただ水栓金具が並んでいるだけなので、
いくらたくさん展示してあるといってもショールームのスペースもわりと狭く、
すぐに一通り見終わってしまいました。

たくさんあっても、パパママ好みの水栓は2種類くらいで、
しかも"グローエの中ならこれかなー"という程度の印象で、
惚れ込むような水栓には出会えませんでした。

一応、『総合カタログ』だけ頂いて、そそくさと帰ってきました。

というわけで、グローエのショールームに実際行ってみての感想は、

・本社ショールームは、一般顧客向けではなく、恐らく業者向けの展示。
・キッチンメーカーのショールームや、『セラトレーディング』などのショールームでも
 グローエの水栓は見られるので、わざわざ本社ショールームへ行く必要はない。
・一度にたくさん見たいなら、カタログで十分。
・しかも、カタログはグローエのホームページから請求できる。

以上より、
"気になる水栓が、どこのショールームにも置いてない!"という方にだけは
本社ショールームへ行くことをオススメできますが、
そうでない場合は、特に行く必要はないとママは思います…ご参考までに。

東京ガス ショールーム

少し前になりますが、東京ガスのショールームへ行ってきました。

息子は東京ガスのイメージキャラクターの『電気ウナギイヌ』を指差して、
『ワンワン!ワンワン!』と叫んでいました。
ちゃんとイヌと分かっているんだな、と感心するママでした。
まぁまだ『うなぎ』を知らないだけなんですが。


東京ガスの新宿ショールームはとても規模が大きくて、
『ガスによるエコで快適な暮らし』を体感できるモデルハウスに、
ガス式床暖房と電気式床暖房を比較できるモデルルームもあり、
その他、床暖房や浴室暖房、ガスコンロ、ガスオーブンなど
各機器の実物が展示してあります。

息子はモデルハウスの中を楽しそうに探検してまわってました。

予約をしていなくても、スタッフのお姉さんに声をかけると、
丁寧に説明してもらえます。

■ガスコンロ
まだコンロをガスにするかIHにするか迷っていたママは、
たくさんのガスコンロを見て回りました。

こちらハーマン+doシリーズ

重厚感のあるゴトクで、
鍋ずらしもできますね。

リンナイのガスコンロも多数展示してあります。
リンナイはショールームがないので、
リンナイのガスコンロを実際に見たい方にはこちらはおすすめです。

ダッチオーブン対応可の魚焼きグリルを備えた機種もたくさんありましたが、
ママはダッチオーブンにはあまり心惹かれませんでした…。
確かに、調理してそのまま出せるんですけど、
家族全員分としては量が足りないですし、結局あまり使わなくなるのでは…
と現実的なママでした。

■ガスオーブン
国産のガスオーブンが何機種か展示してあります。
国産のガスオーブンはコンロの下にしか設置できないので、
位置的に不便なのと、輸入オーブンに比べると庫内は狭いですね。

■床暖房
床暖房には電気式とガス式がありますが、どちらにしたものか…。
東京ガスのショールームなので、
もちろんガス式床暖房のメリットを一通り説明されましたが、
どちらにするべきか、検討が必要です。


というわけで、東京ガスのショールームへ行っても特に何も決まらなかったのですが、
逆に検討課題が浮き彫りになりました。

【今後の検討課題】
・コンロはIH? or ガス?
・オーブンは電気? or ガス?
・床暖房は電気式? or ガス式?
・いずれも電気でよいなら、オール電化もありえる?

さて、一つ一つ検討していきましょう。

2014年4月24日木曜日

Low-Eガラスってなに?

息子にタオルを渡して、「お口ふいて」と言ったら、
ちゃんとタオルでコシコシとお口をふいてました。

『ダンボ』の絵本で、ダンボが洗われている場面で「ゴシゴシ」と言うと、
息子は自分で手をゴシゴシ洗うマネをしていました。

少しずつ言葉を理解するようになってきた息子に成長を感じて、
意思疎通がとれるようになってきて嬉しいママでした。


RC見積り試行錯誤』でLow-Eペアガラスの話が少しでたので、
窓ガラスについてママが勉強したことをまとめておきます。

ペアガラスはなぜ必要?
光や風をとりこむために、家にとって窓は大事ですが、
窓ガラスには欠点があって、とても熱を伝えやすいのです。

せっかく部屋を暖めても、窓ガラスから熱がどんどん逃げてしまうのですが、
かといって窓を作らないわけにはいかないので、
そこで開発されたのが『ペアガラス』です。

ペアガラスのしくみ
2枚のガラス板の間に、空間を設けることで、断熱効果を高めています。
一般的には、空間の厚みは6mmですが、
空間が厚いほど断熱効果は高く、
中間層厚12mmというペアガラスもあります。

2枚のガラス板の間には何が入っているかというと、
 1.乾燥空気
 2.アルゴンガス
 3.真空
のどれかです。

1.乾燥空気
かつては乾燥空気が一般的でした。
なぜ『乾燥空気』かというと、内部結露を防ぐためです。
乾燥空気のペアガラスでも、普通のガラスと比べると、
約2倍の断熱効果があるそうです。

2.アルゴンガス
『真空』がまだ技術的に難しかった頃、
乾燥空気よりは熱を伝えにくい気体として使われたのが『アルゴンガス』です。
乾燥空気と比べて、1.5倍も熱を伝えにくく、
かつ、万が一漏れても安全な気体です。

3.真空
本当は、『真空』がベストです。
真空は熱を伝えないので、魔法瓶にも使われている断熱技術です。
ペアガラスの間を真空にするのは技術的に難しかったのですが、
今では真空ペアガラスも開発されて、販売しているメーカーもあります。

最近では『アルゴンガス+真空』のトリプルガラスなんかも発売されています。

Low-Eガラス
最近よく耳にする『Low-Eガラス』。
Low-Eとは何かと言うと、『Low Emissivity(低放射)』の意味です。
『放射』による熱の伝達を低く抑えることで、
ただのペアガラスと比べて、断熱性能がより高くなっています。

Low-Eガラスのしくみ
Low-Eガラスというのは、普通のガラスの片側に、
とても薄い特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことです。
ペアガラスでいうと、内側表面(ガラスとガラスの間の空間側)に金属膜がきます。

Low-Eガラスの種類
ペアガラスのうち、Low-Eガラスを室内側と室外側のどちらに用いるかで、
Low-Eガラスには2種類あります。

1.高断熱ペアガラス:Low-Eガラスが室内側



左図の青が普通のガラスで、
紫がLow-Eガラスの金属膜コーティングです。

室内側にLow-Eガラスを使用することで、
冬に、窓から逃げる熱が大幅に減り、
暖房効率が上がります。

断熱性能は、一枚ガラスの約3.2倍、
ただのペアガラスの約1.5倍だそうです。



2.遮熱高断熱ペアガラス:Low-Eガラスが室外側



逆に、室外側にLow-Eガラスを使用すると、
窓から入ってくる強い日差しを和らげてくれます(遮熱)。

遮熱性能は、一枚ガラスの約5倍、
ただのペアガラスの約3倍だそうです。

断熱性能は、高断熱ペアガラスと同等のようです。





この2種類を、建物の立地環境や、部屋の向きによって使い分けることになります。
たとえば、強い西日が差し込む部屋には遮熱高断熱ペアガラスが向いていますが、
むしろ日差しを取り入れたい部屋には、高断熱ペアガラスの方がよいですね。


なるほど、窓も奥が深いです。

家の新築を検討し始めて、はじめて知りましたが、
サッシって高いんですよね。
その上、窓の性能は住み心地にも直結するので、
よーく吟味した方がよさそうです。

2014年4月23日水曜日

RC見積り試行錯誤

土日はママの学会にお付き合いしてくれた息子は、
学会会場の託児所で楽しんでいたようです。

朝のお別れだけは泣いていましたが、意外と泣きやむのも早かったそうで、
はじめての託児所でもご機嫌に遊んでいたようです。

息子のご協力に感謝感謝のママです。


ママの学会後、日曜の夕方はRC専門のA社との打合せでした。
見積りが予想よりも上回ってしまったために、
A社なりに試行錯誤してくれるとのことでしたので、
その結果を聞きに伺いました。

合計金額としては、300万円ほど下がっていました。

前回の見積りでは入っていなかった、希望の仕様なども入れて下さっていたので、
見積りが下がった項目と上がった項目があるので、
細かくみていくと…

■コストカット
 ・お風呂:在来→ユニットに
 ・洗面:造作でも、グレードの低いものに(当初の見積りが高過ぎでした)
 ・ルーフバルコニー:面積を少し減らして、その分手すり代を削減
 ・ペントハウス:ルーフバルコニーへのアプローチを家の中からではなく、
  バルコニーに階段を設けることで、ペントハウスが必要なくなりました。

■コストアップ
 ・キッチン:システムキッチン→オーダーキッチン(概算)

大まかな項目としては以上で、これで300万円下がったお見積書になっていましたが、
パパママが独自で精査して算出した結果と大差なく…
大幅なコスト削減は無理、というのが現実でした。

1階のポーチから玄関、廊下がまだタイル仕様になっているので、
そこの仕様を下げたりすれば、こまごまとしたコストカットにはなりますが、
窓がただのペアガラスで見積もられているので、
それをLow-Eペアガラスにしたり…とかしていくうちに、
きっと相殺されてしまいますね。

今の床面積を確保するとなると、
これ以上の劇的なコストカットは不可能!

というのがよく分かりましたので、
この現実を受け止めて、設計事務所選びを続けることにします。


2014年4月17日木曜日

お風呂は在来工法かユニットか

新しい保育園に通うようになってから、
朝、ママにバイバイをしてくれなかった息子ですが、
今朝はじめてバイバイをしてくれました。

息子のバイバイで、1日頑張る元気が出るママです。

ちなみに、バイバイしないのは、
息子なりにママとのお別れに抵抗していたようです。
『バイバイしたらお別れを認めたことになってしまう』と思って、
泣かないまでも、自らバイバイはするまい、としていたようです。

ママにバイバイする余裕が出てきたくらい、
新しい保育園にもなじんだということですね。


さて、戸建ての場合、お風呂を在来工法にするかユニットバスにするか、
という選択肢が出てきます。

当初はママも、そもそも在来工法とユニットバスって??と知識不足でしたので、
色々調べてみました。

まず、『在来工法』とは、浴室の床、壁など各部分を大工さんが現場で仕上げる、
という工法です。
浴室の壁は建物と一体です。

一方、『ユニットバス』とは、浴室の床、壁、天井、浴槽などを工場で生産して、
現場では組み立てるだけ、という工法。
浴室の壁は建物からは独立しています。プレハブが家の中にあるイメージです。

もともとは浴室は在来工法で作るしか方法がありませんでした。
ユニットバスが世界で初めて開発実用化されたのは、なんと日本だそうです。
1964年、東京オリンピックへ向けて、『ホテルニューオータニ』の建設が決まったものの、
工事スケジュールがタイトで、客室の浴室を全て在来工法でつくっていては間に合わない!
というのと、17階建てという当時としては超高層ビルだったために、
在来工法の浴室では重量的に無理があったそうで、
メーカーに浴室のプレハブ化の開発を依頼したそうです。
そして、TOTOのユニットバスがホテルニューオータニに設置されたのが、
世界初のユニットバスの実用化だったそうです。

なんと、全く知りませんでした。
家づくりを通して、いろいろ勉強になります。

工法の違いと歴史は分かったので、その他気になる点をまとめてみます。

■防水性
あらかじめ防水加工を施されているユニットバスの方が防水性は高い。
老朽化や腐蝕により水漏れのリスクがある。

■保温性
ユニットバスは、家の中にプレハブ部屋を置いているようなものなので、
二重構造となっている上に、各部材に断熱描加工が施されていて、
保温性・保湿性が高い。
一方で、在来工法はいわゆるただの『部屋』なので保温性は低い。
床をタイルにすればなおさら冷たい。

■掃除
ユニットバスは、掃除しやすい部材を使っているので、
タイルの目地などにカビが生えやすい在来工法と比べると、
ユニットバスの方が掃除は楽。

■デザイン
在来工法の方が自由に床や壁の材質や水栓金具を選べるので、
一般的には在来工法の方が高級感があると思われている。
が、ユニットバスでも、見た目は在来工法の浴室の様な造りにすることは可能。
(『アルティス ショールーム』参照。)

■コスト
在来工法の方が高いです。
使う部材によってコストはピンキリですので、一概には言えませんが。
ユニットバスでも『アルティス』のようにこだわろうと思うと、
ユニットバスとはいえ何百万にもなります。


というわけで、高級感以外はどこをとってもユニットバスの方が優れているようです。
お風呂は毎日入るものですから、保温性や掃除のしやすさなどもとても大事なので、
ここはヘタに在来工法にこだわらず、ユニットバスにするのが得策なようです。

TOTOの最高級在来工法浴室のスーパーエクセレントバスを見て、
『在来工法カッコいいなー』と言っていたパパも、
『床が冷たいのはいやだし、やっぱりユニットバスかな』と言ってました。

うなぎの寝床のお風呂は、ユニットバスになりそうです。
一つだけですが方針が決まって、一歩前進です。

とはいえ、ユニットバスにも色々なグレード、機能、デザインがあるので、
どんなお風呂になるかはまだまだこれからのお楽しみです。

見積り試行錯誤

先週風邪を引いていた息子も、ついに完全復活です。
風邪を引いている時は体力が落ちていて、
その分寝つきもとてもよかったのですが、
モリモリしっかり食べるようになり、体力も戻ったようで、
元気になったとたん、いつもの夜の寝つきが悪い息子に戻りました…。

寝つきが悪いのも元気な証拠、と思って寝かしつけを頑張るママです。


週末は検討中の設計事務所2社との打合せでした。

1.RC専門のA社 〜RC3階建てプラン
前回の打合せで提示された見積りが、パパママの予想よりも大幅に上回っていたので、
パパママなりに減らせるものはないかと精査してみて多少は削れたものの、
こまごました部分ばかりで、焼け石に水という感じでした。
そこで、A社にどうコストカットできるかを相談してみました。

建物本体価格が予想よりも高額だったので、その理由を聞くと、
前面道路が狭いので、工事車両の道路付けが悪く、工事費用として割り増しになる
とのことでした。

前面道路は私道とはいえ4mはあるのですが、
4tトラックが入れないと工事費用としては通常より高くなるそうです。

なるほど、致し方ない理由です。

これまでの施主さんのコストカット法をお聞きしてみると、
延べ床面積を小さくする
でした。

確かに、施工面積を減らすのが最も有効なコストカット手段だとママも思います。

とはいえ、安くはない土地なので、
なるべく有効活用したい(建坪率容積率を最大限使いたい)と思うパパママは、
なかなか割り切れません…。

A社の方でも何か方策がないか検討してみて下さるとのことで、
また1週間後に打合せの予定となりました。

2.B社 〜混構造プラン(1階のみRC+木造)
工務店4社に相見積りをとって下さり、
1社は忙しすぎて断られ、
(こんなのはじめて、と設計士さんも驚いてました)
1社は高すぎてお断りし、
残る2社のお見積りを持ってきて下さいました。

同じ仕様での見積りで、2社に500万くらいの差がありました。
主には1階RC造部分の工費の差ですね。
安い方も、別に安かろう悪かろう、というわけではなく、
不明瞭な利益をのせたりしない、優良工務店さんだそうです。

同じ内容でしたら安い方で…とはいえ、
安い方でも諸経費込みとすると500万ほど予想よりオーバーです。

ですが、ようやく見積りが現実味を帯びてきました。


2社との打合せをうけてのパパママ協議の結果は…
・そこまでオールRC造にこだわっているわけではない
(たしかにカッコいいけれど)
・住むのは『家の中』なので、中の仕様にもそこそこコストはかけたい
・耐久性の高い家をRCで建てるのも合理的だけど、木造でも30年以上は住めるし、
 今どんなにカッコいい家を建てても、30年後には古っぽさが出てきてしまうだろうから、
 どんなに長持ちする家を建てても、次の世代の人が住み続けてくれるかは分からない
 
というわけで、A社がすごい解決策を提示してこない限り、
混構造のB社に傾きつつあります。

はたまたウルトラC(?)か…

そろそろ依頼先を決めたいところです。

2014年4月10日木曜日

AEG ショールーム

珍しく風邪が長引いて、生まれてはじめて食欲がなかった息子が、
ついに復活しました。
食欲も戻り、モリモリ食べて、いつもの息子に戻り、
よかったよかったと一安心のパパママです。

と思った矢先、ママの喉が痛くなってきました…まんまとうつされました。


週末、AEGのショールームへ行ってきました。
輸入キッチン機器の中ではお手頃価格のAEG、
GAGGENAUミーレのショールームでは、
『ヨーロッパでは、ホームセンターで安売りされている』
とやや小馬鹿にされていたAEGですが、
機能が必要十分でカッコいいならいいじゃない、
と思う合理的なパパママなので、一度ちゃんと見ておこうと、
ショールームへいってきました。

IHクッキングヒーター

こちらパパママが目をつけていた、その名も
クッキングゾーンにとらわれない4口オールIHクッキングヒーター

とはいっても、GAGGENAU
フルサーフェスIHクッキングヒーター』みたいに、
ほんとうにどこに置いてもOK!というわけではなく、
『+』印が4ヶ所あるので、その印を目安にして鍋を置きます。


GAGGENAUの『フルサーフェスIHクッキングヒーター』は、
中に48個の小さいコイルが敷き詰められているので、
ほんとうにどこに鍋を置いても反応するのですが、
AEGのは、中のコイルは普通の4口と同じで、
大きいコイルが4個入っているだけです。


では、なぜ『クッキングゾーンにとらわれない』のかというと、
前後にまたいで大きなプレートなどを置くことができる、
ということです。

こちらみたいな縦長のプレートや、オーバル鍋みたいのを、
前後にまたいで置くことができます。



普通の4口IHコンロと何が違うのかというと、
中のコイルは普通の4口と同じなのですが、
コイルの間の配線の被覆が違うそうです。

大きなプレートや鍋を2ヶ所のコイルにまたいで置くと、
熱伝導でコイルとコイルの間(矢印部分)も熱くなります。

普通のIHコンロは、コイルとコイルの間の配線の被覆が
十分でないので、またいで鍋を置いてはいけないのですが、
クッキングゾーンにとらわれない4口オールIHクッキングヒーター
の前後のコイルの間の配線は耐熱対応の被覆がなされているので、
前後にはまたいで置いて大丈夫、ということだそうです。


ただし、左右のコイルの間の配線は通常の被覆しかなされていないので、
左右にまたいで置いてはいけません。

別に左右にまたいで置いても調理はできますが、
機器に不具合が生じる可能性がある、ということですね。

ママがずっと疑問に思っていた謎が解決しました。すっきり。

3口コンロの一番大きなコンロの最大火力は3000Wですが、
4口コンロの最大火力は2500Wです。
普通に家庭用キッチンとして使う分には、2500Wで何ら困ることはないでしょう。

IHクッキングヒーターの種類によって、
フレームのデザインがそれぞれ違いますが、選べません。

クッキングゾーンにとらわれない4口オールIHクッキングヒーター』で、
フレームなしだったらママ的にはベストでしたが…ちょっと残念です。

電気オーブン

30-300℃の温度設定です。
庫内も十分広いです。

天板を置くラックは、ボルトなしで差し込むだけなので、
すぐにはずせてお手入れしやすそうです。

「掃除しやすそう!」とママが感動していたら、
機械好きのパパから、
「ボルトもなしで差し込むだけなんて、
すぐにナメってダメになる」
と冷静なご意見が…。
確かに。

扉のガラスは4枚重ねで、オーブンを300℃で使っていても、
外側の温度は50℃くらいにしかならないそうです。

しかも、こちらの写真の様に、
扉のガラスがとても簡単にはずせるので、
はずしてお手入れすることができます。
扉の上部(写真の手前の黒いプラスチックみたいな部分)が
引き抜けるようになっていて、それを外すだけで、
ガラスもはずせます。
ほんとうに簡単ですが、実際そこまではずす必要があるのかどうかは疑問ですが。


それより何より、パパはこの赤字の時間表示が
気に入らないようです。
この時計は消すことができないそうで、
常にこの時間表示は出ています。
この赤い時計表示が、パパ的には
「なんか旧式っぽい」そうで、
AEGの電気オーブンは不採用になりそうです。



食器洗浄機


AEGの60cmの食器洗浄機は3機種。


いずれも洗浄力や使用水量、電気代は同じで、
段数もすべて2段です。




違いをまとめると、

1.高グレード ¥345,600
 操作板:内側(外側はパネルのみ)
 庫内灯:あり
 カトラリートレー:あり

2.中グレード ¥300,240
 操作板:外側・ステンレス
 庫内灯:あり
 カトラリートレー:なし(カトラリーバスケットのみ)

3.低グレード ¥267,840
 操作板:外側・白
 庫内灯:なし
 カトラリートレー:なし(カトラリーバスケットのみ)



左の白い操作板の方が低グレード、
ステンレスの操作板の方が中グレードです。


高グレードのカトラリートレーは
こんな感じです。
上段の真ん中にあります。
カトラリーバスケットもついてきます。

奥で光っているのが庫内灯です。

カトラリーバスケットはこんな感じです。
実際にお箸やフォークをさしていたパパいわく、
「いちいち穴にさすのが結構面倒くさい」
そうですが、
「すぐ慣れるんじゃないかなー」と思うママです。

ちなみに、庫内灯のない低グレードの庫内がこんな感じです。


どれもチャイルドロックはついていません。
扉が重いので、しばらくは大丈夫でしょうし、
チャイルドロックはどうせそのうち解除方法も覚えてしまうだろうから、
まぁどっちでもよいか、と思うママでした。

IHコンロと食器洗浄機はAEGになる可能性も高いかもしれません。

が、定価と見積り価格とが同じでないので、
実際には見積りをとってみないと他社との価格の比較ができないのが面倒なところです。

まだまだ検討に時間を要しそうです。

2014年4月8日火曜日

セラトレーディング 〜バスルーム編

新しい保育園6日目にして、はじめて朝泣かずにママとお別れできた息子。
すごい不服そうな、せつなそうな顔をしてましたが、泣きませんでした。
えらいぞ息子。


セラトレーディングのショールームレポートの最終編です。
バスルームを在来工法で作る場合のシャワー水栓が見られます。

一部のシャワーは、実際に水の出方を試すこともできます。




シャワー水栓には、

こちらのような埋め込みタイプと、





こちらのような露出タイプ


の大きく分けて2種類があります。

ちなみに写真はどちらもKWCです。




埋め込みタイプの場合は、
水栓を2ヶ所設定できるそうなので、
下の蛇口がいらなければ、
こちらの写真のように、
ハンドシャワーとオーバーヘッドシャワー
の組み合わせにすることもできます。

確かに、下の蛇口は殆ど活躍の機会がないので、
いらないなー、とママ。

洗面器にお湯ためるのも、シャワーでできますからね。

パパはオーバーヘッドシャワーが気に入ったようです。

が、たとえば写真のKWCのオーバーヘッドシャワーは、
 ¥112,000(税抜き)
です…。

まずは在来工法にするかどうかからが問題なわけですが。

バスタブの値段にもよりますし、タイルの値段にもよりますし、
在来工法の場合は組み合わせ次第で価格はピンキリです。

在来工法にするかどうかはさておいて、
セラトレーディングのショールームに来ると夢が広がります。

さて、うなぎの寝床のバスルームはどんなお風呂になるでしょうか。
楽しみです。

予算大幅アップ

普段は驚くほど食欲旺盛な息子が、ここ数日食欲がありません。
熱に引き続き、喉が痛いようです。
生まれてはじめて食欲のない息子に、心配なパパママです。

大好きなぶどうジュースと大好きなイチゴは食べてくれているので、
まずまず安心ですが。

がんばれ息子。


週末は2週間前におあずけになった設計事務所A社との打合せでした。

はじめに作って頂いたプランも素晴らしかったのですが、
いかんせんパパママのイメージする生活に合わない間取りだったので、
要望を伝え直して改めてプランニングしてもらってました。

間取りは要望を踏襲したものなので、概ね満足でした。
が、見積りが…前回プランの見積りよりも大幅アップです。

大幅アップの原因としては、

1.延床面積が増えた

これは仕方ないです。
前回プランの延床面積では狭かったので。

2.前回プランの見積りには地盤調査+改良費がまだ入っていなかった

これも仕方ないです。

3.横方向の壁が少ないので、壁を厚くしないといけない

壁の数が少ない分、厚みをもたせないといけないそうで…
プランニング次第で回避できないものかと、検討の余地はありそうです。

4.ルーフバルコニーが広くなった分、手すり代が高い

手すりって結構高いんですね。
メートル単位なので、ルーフバルコニーの面積によって大きく変わってきます。
手すり代を考えると、ルーフバルコニーは必要以上に広くするのはもったいないですね。

5.隣地境界が30cmなので、工賃が割り増し

一般的には隣地境界はそれぞれ50cmあけないといけませんが、
今回パパママが買った土地は、2区画に分筆された土地なので、
もう1区画のお隣さんとの境界は30cmでもよいということになりました。
が、境界が30cmだと、足場が組みづらかったりで、
工賃が割り増しになるそうです…。
なるほど。何でも一筋縄ではいきませんね。

その他、細かい仕様を少しずつ良いもので見積もっているので、
塵も積もれば…で大幅予算アップとなったわけです。

家づくりはお祭りみたいなものなので、
感覚が狂いやすいですが…ここは冷静に。

一つ一つ精査して、必要経費と、コストカット対象とに分けて、
多少下げられるかな、とママなりに見積もってみました。

とはいえ、やはり好感触のA社。
まずは設計事務所を決めなければいけません。
今週末を目処に、パパママ協議も大詰めです。

2014年4月5日土曜日

セラトレーディング ショールーム 〜洗面編

生まれてこのかた、片手で数えるほどしか熱をだしたことのない息子が、
珍しく昨晩熱を出しました。
慣れない環境で疲れたのでしょう。
小さい体で頑張ってくれています。
おかげで毎日仕事に行けるパパママは、元気な息子に感謝感謝です。


先週末の『セラトレーディング』ショールーム訪問レポートの続き、洗面編です。

こちらKWCのAvaシリーズ。

洗面の水栓もKWCがカッコいいかなー
と漠然と考えていたパパママ。

確かにシャープでよいですし、
壁に設置するタイプもあります。
壁に設置タイプだと、水栓の根元が汚れることがなくてよいですね。

KWCの水栓は、写真の矢印部分のように、湯と水の赤青表示があります。
普通お湯は左ですから、この表示はない方がよりシンプルでカッコいいのになー
と思うママでした。

セラトレーディングのショールームには、
キッチン水栓は思ったほど数がなかったですが、
洗面水栓はわりとたくさん揃っていました。

他にカッコいいのはないかなー と見回すと、
パパママの目にとまったのがこちら。

イタリアの『Zucchetti(ズケッティ)』という水栓メーカーの『JINGLE』。


ノブと蛇口の幅が同じで、とてもシャープです。
無駄な表示も一切なくて、とてもシンプルで美しいです。
パパもママも今まで知らないメーカーでしたが、一目惚れしました。

ズケッティ、結構よさそうです。

セラトレーディング ショールーム 〜キッチン編

新しい保育園に通い始めた今週は、4日連続でママが出て行く時には泣きべその息子。
がんばれ息子。

保育園の先生いわく、泣きやむまでの時間は日に日に短くなっているとか。
2日目にして10分で泣きやんだそうです。

あと何日で、笑顔でママにバイバイしてくれるようになるでしょうか。


先週末、『セラトレーディング』のショールームへ行ってきました。
『セラトレーディング』は、水栓や洗面、バスタブの輸入品を取り扱っている
TOTOの子会社です。

乃木坂駅すぐ、東京ミッドタウンから歩いて10分弱のオシャレなショールームです。

日曜は予約制なので事前にお電話すると、
案内なしでただ見て回るだけならご自由にどうぞ、という感じでした。

今回の一番のお目当ては、『KWC』のキッチン水栓です。

KWCはスイスの水栓メーカー。
水栓というと『グローエ』が有名ですが、KWCの水栓もシャープで美しいです。

パパママが目をつけていたのは、こちら。
KWCのOno

美しい曲線ラインです。

首は360℃周ります。
なので、どの向きに設置しても使えます。

つまり、左の写真の様に
ノブの部分を蛇口と同じ方向にするのではなく、
一番下の写真の様に、
90℃回転させて設置することもできます。
ノブの使い勝手とデザインの好み次第ですが。


こちらも同じくKWCのキッチン水栓。
蛇口引き出し&シャワー切替えつき。

蛇口が引き出せるタイプだと、
普通はこちらみたいにスリット(写真の←)が入ります。

ところが、上のOnoはスリットがないのです!

指をひっかけて、引き出してこれるそうです。

スリットがないので、ラインがより美しいですね。


Onoの難点はシャワー切替えがついていない点です。

シャワーがなくて困るのは…と考えてママが思いついたのは、
麺をしめる時くらいですかね。

麺をしめるのも、シャワーでなくてもなんとかなりますが。



ちなみにOnoは、ステンレス仕様もあります。
写真だと分かりづらいですが、
ステンレス特有のマットな質感で、
カッコいいです。

手垢水垢もつきにくいでしょうから、
実用的でもあります。





スタッフの方いわく、普通はステンレスバージョンは価格が2倍近くするところ、Onoは
   クロム    ¥98,000
   ステンレス  ¥120,000
と価格差が少ないので、Onoのステンレス仕様はお買い得(といっても高いですが)
だそうです。

2014年4月2日水曜日

GAGGENAU ショールーム

新しい保育園初日の昨日、朝は泣きじゃくっていた息子ですが、
ひとしきり泣いて落ち着くとすぐにご機嫌になり、
初日からよく遊び、よく食べて、おかわりもしたそうで、
よほど楽しかったのか、帰り道はえらいハイテンションでした。
新しい保育園にもすぐに馴染んでくれた息子に感謝感謝のママです。


週末、待望の『GAGGENAU(ガゲナウ)』ショールームへ行ってきました。

ガゲナウはドイツの最高級キッチン機器メーカー。
ヨーロッパで初のビルトイン機器を作ったのもガゲナウで、
創業330年の老舗です。

初めて『ガゲナウ』というブランドを知った時は、
『変な名前だな』と思った失礼なママですが、
『ガゲナウ』という社名は、南ドイツの町の名前だそうです。

ショールームは以前は平日のみでしたが、
ちょうどこの3月から、不定期で土曜日もオープンするようになりました。
土曜は予約が必要ですが、
平日フル共働きのパパママにとってはありがたい話です。

ショールームがあるはずのビルに着くも、入り口が分からず…
エレベーターもなく…
6階なのにまさか階段…
と思いながらウロウロしていると、インターホンを見つけました。
インターホンを鳴らしたら、スタッフの方が降りてきて下さり、
ビルの入り口を開けて無事エレベーターに乗れました。
土曜なのでビルの入り口が閉まっていたのですね。

ショールームはさほど広くないスペースに、
ガゲナウ商品が一堂に会しています。

スタッフの方に詳しく説明して頂き、とても勉強になりました。

バーベキューグリル


遠赤外線のおかげで、食材がとにかく美味しく焼けるそうです。

思っていたよりお手入れが楽なようで、驚きました。
使用後は、強火で暫く空焚きすると、
汚れもにおいも焼き切られてしまうらしいです!

なので、洗ったり拭いたりする必要がないのだと。

網の下には溶岩石が入っていて、
油を吸って黒くなったのを捨てるだけで、
溶岩石全体の交換は年1回程度でよいそうです。


フルサーフェスIHクッキングヒーター
今回のショールーム訪問の一番のお目当てがこれ。
とにかくすごいんです。
48個の小さいセンサーが敷き詰められていて、
どこに鍋を置いても調理できるんです。
実物を見る前から、こちらの動画を見てパパママは大興奮でした↓



タイマーも設定できて、鍋を移動しても設定がそのまま継続されます。
機能もすばらしいし、何よりカッコいい!

のですが、
なんと、一度に4個までしか調理できないそうです。

スペースが許すなら、一度に5-6個の鍋を火にかけることもできるんだろう、
と期待していたママは、ちょっとガッカリでした…。

5ヶ所以上設定すると、5つ目以降は『待機』になるのだそうです。
一つ調理が終わると、自動的に『待機』の設定の調理が始まるそうな。

とにかく画期的です。

ちなみに、お値段は『オープン価格』となってますが、120万円くらいだそうです…。

IHクッキングヒーター


いわゆるIH。

タイマー機能や温度設定機能もついてます。

この丸いのがマグネットになっていて、
上下左右に動かすことで、調理ゾーンを選択して、
火力などを設定します。

このコントロールノブはマグネットで表面に接触しているので、
取り外せます。

これがないと作動しませんから、これを隠しておけば、
究極のチャイルドロックですね。

逆に、子供にとられたら、料理できなくなってしまいます。

電気オーブン
30-300℃まで設定できて、庫内はもちろん広いのですが、
何よりとにかくカッコいいです!
あまりのカッコよさにみとれてしてしまうママでした。

扉はアルミとガラスという贅沢な作りです。

冷蔵庫・冷凍庫
なんと、庫内はステンレス、ドアの内側のラックはアルミ、棚はガラス、
という、とにかく贅沢な作りです。

アルミのラックに感動しました。
アルミは熱伝導率が高いので、ものすごくものすごく冷えていて、
そのおかげで、ドアを開け閉めしても、庫内の温度が上がりにくいのだとか。

一番小さいサイズでも、冷凍庫とセットで300万円ほど。

誰が買うんだろう…と思いきや、結構順調に売れているそうです。

ちなみに、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズのマンションの高級クラスの部屋には、
幅90cmのビルトインオーブンとともに採用されているそうです。


クオリティも価格も超一流のGAGGENAU。
なんと、この4月から全面的に価格がアップしました!

消費税増税のためではなく、価格そのものが上がりました。
GAGGEANUは数年ごとに上がる一方のようですが、
スタッフの方曰く、
『ヨーロッパではGAGGENAUは他のミーレとかの機器に比べてかなり高額だが、
日本ではあまり価格差がない。本来は日本でももっと高く売るべき。』
とのこと。

価格が高いだけの価値があるかというと、
ただ調理をするだけであればGAGGENAUである必要はないでしょう。
それ以外の付加価値を見出すか否かです。

車と同じですね。
ただ移動手段として使うだけであれば、ポルシェである必要はないですが、
速さだったり馬力だったりカッコよさに価値を見出す人が
たとえ高額であってもポルシェを購入するわけです。

さて、我が家に採用されるGAGGENAU機器はあるでしょうか??

2014年4月1日火曜日

自分で不動産登記できるか?

今日から電車通園の息子。
男の子ですが、電車自体にはまだあまり興味がなさそうです。
楽しそうにはしてますが、大きなクレーン車に対する大興奮ぶりと比べると、
電車に対しては冷静です。
何に興味をもつかも十人十色で面白いなと思うママでした。


土地の引き渡しが近づき、土地決済にまつわる諸経費を考えていて、
司法書士に対する手数料も必要なことに気付きました。

不動産屋さんからは当然のごとく司法書士を紹介されますが、
自分でも登記できるのでは?と思い調査してみました。

ネットで調べると詳しく書いてあるページがたくさんありますが、
要点をまとめると、

売買により不動産を取得した場合の登記申請は、

 1.買主は、現金で購入(銀行から借り入れをしない)
 2.売主は、その不動産に対する抵当権をすでに末梢している

というケースであれば、司法書士に頼まず、自分で登記申請することができます。

逆にいえば、住宅ローンを利用する場合などは、
司法書士に委託しないとローンを組めないようです。

登記申請の方法については、法務省のホームページに、
登記・供託インフォメーションサービス』として相談窓口もありますし、
そちらで案内される内容は、こちらにも掲載されています。

申請書の様式や記載例、注意事項も詳しく書かれています。
何でも聞いて確認しよう、のママは、気になる点を念のため直接問い合わせました。
以下、ママなりの注意点のまとめです。

1.必要書類
 ●売主
  ・権利証(登記済証) または 登記識別情報
  ・固定資産評価証明書
  ・印鑑証明書(3ヶ月以内)

 ●買主
  ・登記申請書(様式はこちら
  ・登記原因証明情報 または 売買契約書
  ・住民票(3ヶ月以内である必要はない)

2.事前に法務局で書類に不備がないかチェックを受けることができる。
実際に登記申請する法務局でなくても、今の最寄りの法務局で相談しても構わない。

3.もし自分で登記するなら、事前に念入りに書類をチェックして、
必ず引き渡し当日に登記できるように準備しておく。
モタモタしている間に、不動産屋が二重売買していて第三者が登記してしまっていた、
なんてことが、万が一にもおこってはいけませんので。


というわけで、自分たちでも登記申請できそうです。
実際するかどうかは…要検討です。

親ローン

今年度通う保育園へ今日はじめて登園した息子。
神妙な顔をしながらもおもちゃに興味を示し、
ママが荷物を整理したり先生に申し送りしている間はおもちゃで遊んでいましたが、
『ではよろしくお願いします』と先生に言うと、ギャーっと泣きだしました。
ママが立ち去る雰囲気を察知した息子を、
『よく分かったね、かしこいね、えらいぞ』とほめる親バカママでした。
息子はそれどころではなかったでしょうが。


親からの資金援助の税金にまつわるまとめの続きです。
親からの借り入れ、いわゆる『親ローン』も利用します。

■親ローン
『親ローン』については、『贈与』とみなされないように色々注意しないといけません。

以下、ママなりの注意点のまとめです。

1.『金銭消費貸借契約証書』を作成して、贈与ではなく『貸借』した事実を書面で残す。

2.返済は振り込みなどで記録を残す。

3.親だからといって『無利息』にすると、『利息相当分』が『親から子への贈与』とみなされて、贈与税が課税される。

とはいえ、年間110万円までの贈与は非課税なので、利率1%として、
ざっくり計算しても、1億1千万円以上借りないと、
贈与税が課税されるほどの利息にはなりません。
なので、一般的には『無利息』で返済していても問題にはならないようです。

別途110万円贈与していたら、合計で110万円超えてしまうので、
贈与税の課税対象となりますね。

4.利息をつける場合、利息分が親にとっての『雑収入』となる。
なので、所得税と住民税を考えなくてはいけなくなります。

 ●所得税:『雑収入』の合計が20万円以下なら、所得税の課税対象とはならず、
      確定申告の必要もありません。
 ●住民税:額に関係なく課税対象となるので、申告しなければいけません。


ネットで調べると情報が交錯していて、
利息をつけないと贈与とみなされかねないのでは、と思い、
利息をつけるとなると親の利息収入に対する課税は…と調べるうちに、
結局また税務署と地方自治体の納税課に直接確認して、
すっきり理解できました。


まとめると、何億も借りるわけでなければ、

無利息で返済して、別途贈与を受ける際に、
(110万円-利息相当分)を限度額とするよう気をつける

というのが、返済計算や納税申告の手間が省けて一番ベストな方法と思われます。

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税

今日から新年度ですね。
昨年度通っていた保育園が昨日で最後だった1歳7ヶ月の息子は、
恐らく最終日と気付かずににこにこ過ごしていました。
1歳10ヶ月のお友達は、うちの息子とお別れであることを認識しているらしく、
悲しそうにしていたそうです。
月齢の違う子供を見比べていると、成長の過程が見えて面白いですね。


さて、我が家は土地から購入しての新築なので、資金繰りも大変です。

幸い、パパママの親から援助をしてもらえることになり、
税金関係について調べたことをまとめておきます。

直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税
住宅を買うための資金としてなら、
500万円(省エネ等住宅なら1000万円)まで非課税で、
親や祖父母から贈与を受けることができる、という制度。
(限度額は平成26年の場合)

リンクをはった国税庁のホームページに詳しく書いてありますが、
よく分からない点については税務署に直接確認しました。

以下、気を付けないといけないなと思ったママなりの注意点のまとめです。

1.限度額は『受贈者1人につて』なので、『両親から500万ずつ』はダメ。

2.平成24年から制定されて、年々限度額が減っていて、平成27年以降はまだ設定されていないので継続されるかは不明。

3.『年度』ではなく、『年(1月1日~12月31日)』

4.『贈与を受けた年の翌年3月15日までにその住宅取得等資金を自己の居住の用に供する家屋の新築若しくは取得又はその増改築等の対価に充てて新築若しくは取得又は増改築等をし、その家屋を同日までに自己の居住の用に供したとき又は同日後遅滞なく自己の居住の用に供することが確実であると見込まれるとき』は、
要は『平成26年に贈与を受けたら、平成27年3月15日までに自宅として居住していないといけないけど、3月15日までに引き渡しが済んでいれば、居住開始は少し遅れてもよい』という意味。
逆に言うと、引き渡しは3月15日まででないとダメ。
居住開始したら、住民票など住んでいることの証明を税務署へ提出すれば、非課税制度が適応される。
遅くとも翌年12月31日までに住んでいないとダメ。

5.家を建てたものの、急に転勤となって一度も住めない場合は、非課税制度が適応されない。
単身赴任で自分は住んでいないが、家族は住んでいる、という場合は非課税制度が適応される。

6.自宅建築のための土地購入費用にもあてることができるが、あくまで『建物』が主役の制度なので、建物に受贈者の名義が少しでも入っていないといけない。たとえ自宅として住むとしても、建物が親だけの名義ではダメ。

7.『省エネ等住宅』の証明に必要な書類は、『住宅性能証明書・建設住宅性能評価書の写し・長期優良住宅認定通知書の写し・認定長期優良住宅建築証明書』のどれか1つでよい。


法律関係は言葉が難しくて、正しく理解しているのか不安になるのと、
国税庁のホームページの記載だけでは確認できない点もあったので、
電話で直接問い合わせたら、親切に教えてくれました。

分からないことは直接聞くに限りますね。

長くなってしまったので、『親ローン』については分けて書きます。