2014年5月31日土曜日

地盤改良は必要?

『おーい かばくん』という歌つき絵本が大好きな息子。
YouTubeで見せてあげたら、すっかりハマってしまい…

『かばくーん、かばくーん』と言いながら、
せっせとノートパソコンを運んでおりました。


さて、設計依頼先もようやく決まり
いよいよ本格的に始動した『うなぎの寝床プロジェクト』ですが、
まず第一ステップは『地盤調査』です。

これまで設計依頼先を検討する中で見てきた各社の見積りに、
必ず『地盤改良費』というのが入っていました。
まだ地盤調査をしていないので、
周辺地域の情報などからの推定の見積りではありましたが、
110-120万円が見積もられていました。

ふとパパが、
『今まで普通に家が建っていたのに、そんなに地盤改良必要なのかな?』
とつぶやいていて、たしかにー、とママも不思議に思ったので、
調べてみました。

で、分かったことは、

 地盤改良が当たり前になったのは2000年(平成12年)から。
 それ以前の家は、地盤改良されていないのがほとんど。

ということ。

どういうことかというと、
もともとの建築基準法では、地盤についての具体的な決まりがなかったのですが、
建築基準法が2000年(平成12年)に改正されて、
地盤の状況に応じた基礎の構造について、具体的に規定が設けられました。

では2000年以前の建物は、すべて全く地盤改良されていないかというと、
そうではなくて、

木造なら3階建て、もしくはRC造、鉄骨造の場合は、
構造計算が必要なので、そのおかげで、
地盤に対して適切な基礎が設けられているはずです。

ところが、木造の2階建てまでは構造計算が必須ではないので、
2000年以前の建物の場合、地盤については特にケアされていないことが殆どで、
地盤や基礎の強度が実は不十分ということがあり得るようです。

2000年の建築基準法改正によって、
地盤の強さに応じての基礎の構造が具体的に決められたので、
地盤を調査しないと、どういう基礎にするかが決められなくなりました。
だから今は、地盤調査が必須なのですね。

なので、家を建てるにあたって、
地盤調査や地盤改良が当たり前になったのはここ15年くらいの話で、
いくら前に家が建っていたからといって省略はできない、ということです。

早速、地盤調査費用の見積りを依頼中です。

2014年5月30日金曜日

固定資産税・都市計画税は更地だと高い?

こだわりがでてきた1歳の息子、
昨日は、普段使っている子供用のコップでは飲みたがらず、
ママが使っていたコップで飲みたかったようです。

暑かったのでたくさん飲みたくて、
ママはYEBISUの大きなビールグラスでお茶を飲んでいました。

それを飲みたいというので、渡すと、
息子がYEBISUのグラスを片手で持って、
グビグビとお茶を立ち飲みしていました。

なかなか貫禄のある、かわいい姿でした。


さて、設計を建築家Kさんにお願いすることに決まり、
それすなわち、着工もまだまだ先になり、
よって、2015年の1月1日はまだ更地の予定のため、
来年の固定資産税が値上がりしてしまうことになりました…。

これも見えないコストアップ…

承知の上で決めたことなのでよいのですが。

具体的にいくらくらい高くなるのだろう、と思って、
そのあたり調べてみました。

東京都主税局のHPに詳しく書いてあるのですが、
パパママに関係する要点だけをまとめてみました。

■土地にかかる税金

土地にかかる税金として、固定資産税と都市計画税があります。

固定資産税=課税標準額×1.4%

都市計画税=課税標準額×0.3%

それぞれの課税標準額は、
『固定資産評価証明書』の下の方の『摘要』という欄に記載されています。

■住宅用地の特例措置

戸建てが建っている住宅用地だと特例措置が受けられて、
戸建てが建っていないと特例措置が受けられません。

住宅用地であれば、それぞれの課税標準額が、

固定資産税課税標準額=価格×1/6(200㎡以上は1/3)

都市計画税課税標準額=価格×1/3(200㎡以上は2/3)

と、税負担が軽減されます。

ここでいう『価格』は、いわゆる土地の販売価格ではなく、
『固定資産評価証明書』に記載されている『平成●●年度価格』のことです。

■建築中は?

1月1日時点で、完成した戸建てが存在していれば『住宅用地』です。

建築中の住宅や、駐車場は『住宅用地』として認められないそうです。
1月1日時点で建築中の年は損した気分ですが、
建物が完成していないので、
その年は建物に対する固定資産税はもちろん課税されません。

■建替え中の特例措置

ただし!『建替え』の場合のみ、建築中でも、
特例措置を受けることができます。
東京都については、詳しくはこちら

ただし、あくまで『建替え』が対象で、
前年度の住宅の所有者と同じ人が建てている場合のみ、適応となるので、
パパママには関係のない話です。


というわけで、調べてみると、いくら完成間近だとしても、
1月1日時点で建築中である場合は、
住宅用地の特例は適応とならないようです。

もともと、他社に設計を依頼したとしても、
なんとか来年3月まで(今年度中)に竣工できるか…
という感じでしたので、
いずれにしても来年は住宅用地の特例措置は受けられなかったのですね。

ウルトラKにしたが故の見えないコストアップ…
と思っていたのは勘違い、と分かって、スッキリしました。

結論は、

 ・固定資産税・都市計画税は更地でも、建築中でも高い
 ・ウルトラKでなくてもどうせ高い予定だった

でした。

第1回打合せ 〜インタビュー

モンベルの黄緑色のウインドブレーカーがお気に入りの息子。

暑そうなので、着せずにでかけようとしたらぐずり、
自分でウインドブレーカーを持ってきて、
着せたらニコニコご機嫌になりました。

1歳なりにいろいろこだわりが出てきた息子です。


先週末の一大イベント、ウルトラKとの契約監理契約の日、
契約の手続きの後、『インタビュー』なるものがありました。

別に取材を受けたわけではないです。
いわゆる"初回打合せ"で、施主の希望などを聞く場です。
格好良く『インタビュー』と言っているだけですが、
『インタビュー』とか言われると、ちょっとウキウキしてしまいます。

インタビューの内容は、

・どんな家にしたいか:シャープでクールな、かつ実用的な、カッコいい家
・優先順位の高い希望:
 1.ビルトインガレージ
 2.LDKは2階、キッチンとリビングは視線が届く繋がった空間
 3.洗濯機とバルコニーが同じフロア
 4.十分な収納:納戸ではなく壁面収納(なるべくデッドスペースは少なく)
 5.個室は主寝室+将来の子供部屋×2
 6.南の開放感を活かした明るい家

をパパママからお伝えして、
その後で、Kさんから細かい点について質問がありました。

・どんな階段がよいか:シャープな感じ
・どんな窓がよいか:サッシは黒
・どんな照明がよいか:間接照明メイン、子供部屋はワークライト
・バルコニーの希望の広さ:広くなくてよい、室内空間優先で
・シューズクローゼットの収納量(靴の数)
・クローゼットの収納量(衣服用)

などなどなど…
多岐に渡って、色々と質問をされました。

約2時間半、みっちりインタビューを受けている間、
息子はおばあちゃんとご機嫌に遊んでいてくれました。
かくれんぼしたり、お絵描きしたり、
ぐずることなく遊んでいたそうで、
とってもお利口さんでした。

充実した打合せをさせてくれた息子とおばあちゃんに感謝感謝です。

今回のインタビューの内容をもとに、プランニングをして下さいます。
次回の打合せは1ヶ月後。

パパママの宿題は、

・新居に持っていく予定の家具のサイズ
・ソファの写真
・パパママ好みのウルトラKの施工事例集
・他社プラン(パパママの要望の参考になるそうで)
・高低測量図

を、送ること。

測量士さんに確認したところ、殆ど高低差がない土地ということで、
高低測量は行われていませんでしたが、
それ以外の宿題はすぐに片付けました。

本格的にプロジェクトが始動した実感があって嬉しいですね。

今回のインタビューで色々な質問に答えながら気付いたのは、
実はパパママはさほど荷物が多くないかも、ということ。

靴も、子どものを合わせても50足くらい収納できればいいかなー、
とお話すると、かなり少ない方だそうで、
東京の人はみんな衣装持ちなので、
だいたい70-100足以上の収納量を求めてくるそうです。

逆に言えば、ウルトラKのステキな建築のどこかに、
それだけの収納が隠されているということで、改めて驚きました。

さてさて1ヶ月後が楽しみです。

2014年5月27日火曜日

設計依頼先決定!

只今大人気の映画『アナと雪の女王』の歌を、
息子が保育園で覚えてきました。

『ありのー♪ままのー♪』と熱唱してくれます。

流行に疎いママは、1歳の息子の熱唱ではじめて"Let It go"を知りました…。


さて、ついに、うなぎの寝床の設計依頼先が決まりました!

1月に土地の購入を決めてから、はや4ヶ月。
その間、ほぼ毎週のように各社と打合せをし、
検討に検討を重ねて出した結論は…

まさかの『ウルトラK』でした!

たった2週間前には諦めていたのですが、
お断りのご連絡をしたところ、有難いことに、
Kさんの方からコストカットした予算案を提示して下さり、
またもやパパママは心揺れ動くことになり…

ウルトラC』もとても信頼してますし、
修正プランはパパママの希望が十分に反映されていて、
申し分なかったのですが、デザイン面では一抹の不安がありました。

一般的な感覚では、十分に今風の家にはなるでしょうし、
住宅性能面では間違いないでしょうし、
言うことなしなのですが、
パパママの好きなKさんの建築というのは、
一般的な感覚を超えた研ぎ澄まされたデザインで、
こればっかりはそうそう真似できるものではないだろうと、
素人なりに思います。

となると、C社で建てた場合、
とても暖かい(といってもマンションよりは寒いかもしれない)し、
光熱費も高くない(といってもマンションよりは高いはず)けど、
"もしKさんに依頼していたら…"と、小さな後悔の念を、
ずっと引きずりかねないのでは…と考えて、

竣工が遅くなる期間分の家賃や、
着工が来年1月より遅くなると固定資産税が高くなったり、

色々と見えないコストアップもあるものの、

手の届かない予算ではないし、
消費税8%のうちには間に合うし、

ここは妥協してはいけないところ、と判断して、
意を決してKさんに依頼することにしました。

ぐるーっと一周まわって、もとに戻ったと言いますか、
初心貫徹と言いますか。
これだけ考えて、やっぱり諦めきれなかったのだから、
間違いないと思います。

と、ママは信じてます。

早速週末に、設計管理契約を締結してきました。
いよいよ、うなぎの寝床プロジェクトの本格始動です。

2014年5月23日金曜日

土地登記完了 〜自分でできました

最近、毎晩ひとり大運動会を開催している息子。
真っ暗な部屋の中、ベッドの上を、
キャーキャー言いながら走り回って、
寝かしつけになかなか応じてくれません…。

体力があり余っているのか何なのか…
まぁ元気がないよりよいですが。

先日、『トトロ―』と寝言を言っていましたが、
一昨日は寝言で、『ママ―』と言っていました。
昨日は寝言で、ケタケタ笑っていました。

寝ている間も何やら楽しそうです。


先週ついに、うなぎの寝床の土地の登記が完了しました!

土地の登記も自分たちでできるかなーと思い、
調べてみると、どうやらできそうだったので、
結局自分たちで登記申請して、無事登記が完了しました。

うなぎの寝床の土地は、売買による所有権移転でした。
売主の不動産屋さんに、銀行からの借入れが残っていたので、
売主さんの『抹消登記』は司法書士さんがしました。

土地引き渡し当日は、ママお手製の申請書類を持参して、
一応、売主さんの司法書士さんがチェックをしてくれました。
お手製書類には特に問題なく、法務局へ。

今回は売主さんの抵当権抹消があったので、当日の流れは、

 決済@不動産屋さん
  ↓
 売主さんのローンの清算@銀行
  ↓
 抵当権の抹消(抹消登記)@法務局
  ↓
 所有権移転の登記@法務局

という感じでした。

売主さんの司法書士さんと法務局へ一緒に行って、
『抹消登記申請』と『所有権移転の登記申請』を同時に提出しました。

司法書士さん曰く、
『法務局は、本人による登記申請には甘いんですよ。
(司法書士による)代理申請にはきびしいですが。』
だそうです。

書類に何か不備があると、電話連絡が来るのですが、
登記完了予定の日まで特に連絡がなければ、
登記が完了している、ということになります。

幸いママには連絡がなかったので、先週、受領しに行ってきました。
ちゃんと、パパママの名前で登記されておりました。
感動しますね。

さて、今回のお手製登記にあたって、
実際やってみて分かった注意点などをまとめておきます。
建物登記でもう一度役立つかもしれませんし。

■  準備する書類

売主:
 印鑑証明書(三ヶ月以内)
 資格証明情報
 登記識別情報
 固定資産評価証明書

買主:
 登記申請書
 登記原因証明情報
 委任状
 住民票

■  各書類の注意点

1.登記申請書
・印鑑は認印でもよい。
・共有名義の場合、同じ姓でもそれぞれ別の印鑑を捺印する。
・名義人ごとに、『住所、持分、名前』の順で記載する。
・住所が同じ場合は、『同所同番同号』でもよい。
・受領方法を、郵送か法務局へ受取りに行くか、どちらか記載する。
・郵送での受領の場合は、返信用封筒を準備しておく。
(切手は書留分。レターパックでもよい。)

2.委任状
  ・売主(委任する側)の印鑑は必ず実印を捺印してもらう。

※実印は常にすぐ使えるとは限らないので、売主に準備しておいてもらうよう、
  念押ししておく方がよいです。

3.住民票
  ・共有名義の場合、住所が同じなら一通でよい。


■  とじ方
書類の順番に決まりはない。
左側二ヶ所をホッチキスでとじる。

■  紙質
上質紙とかでなくても大丈夫

■  印紙
都心部の法務局ならばかなり高額でも問題なく対応できるようですが、
そうでない法務局だと、印紙売り場の印紙が足りない事態もありうるそうです。
なので、事前に連絡しておくのが無難です。
さらに、いつ買いに行く、と伝えておけば準備しておいてくれるので、
待たなくて済みます。

■  受領方法
受取りに行くとなると平日日中しかあいていないので、
行けない場合は、郵送にしておくと無難です。
共有名義人のうち、全員では受取りに行けない場合は、
行けない人の委任状が必要です。
受取りに行く場合は、印鑑と身分証明書を持参します。


今回はこれでうまくいきましたが、
どんなケースにもあてはまるとは限りませんので、
必ず法務局や司法書士さんに相談して下さいね。

長らく探してやっと辿りついた土地なので、
登記識別情報の受領の時は、感無量のママでしたが、
受取りの手続きがあっさり過ぎて、拍子抜けしてしまい、
どこで感動してよいのか困ったママでした。

2014年5月21日水曜日

無垢材の問題点?

息子が手をつながずに1人で、
けっこう急な下り坂を降りていこうとしたので、
"転ぶかなー"と思いながら見ていると、
器用に"てってってー"と転ばずに小走りに降りて行って、
息子の成長に驚いたママでした。


さて、『無垢材』でおあずけにした、
無垢材の追加調査の調査結果です。

1.傷がつきやすい
複合フローリングのコーティング材よりも、表面が柔らかいので、
複合フローリングよりも傷はつきやすいそうです。
最初の1-2年は、"モノを落としてここがへこんでしまった"というように
気になるようですが、5年くらいすると傷がなじんで、
気にならなくなってくるそうです。

そういう意味では、"ほんの少しの傷も気になって仕方ない!"
という人には向かないのかもしれません。

5年を過ぎての長期間となると、
無垢材は味わい深くなってくるのに比べて、
複合フローリングは表面のコーティング材の劣化が避けられず、
年月を経るごとに差は歴然としてくるそうです。

2.反る
自然の木そのものなので、季節によって収縮膨張を繰り返します。
なので、施工時に、無垢材の間に厚紙(スペーサー)を挟んで、
隙間を少しあけながら張っていったりするそうです。

ところが、複合フローリングしか知らない職人さんが、
隙間なく無垢材を張ってしまうと、
夏に無垢材が湿気を含んで膨張して、反り上がってしまいます。

また、無垢材が反らないように、
通常は施工時に、板と板の組み合せ部に小さな釘を打っていきます。

ところが、床暖房の上に無垢材を張る場合は、
暖房パネルに釘で固定するこはできないので、
接着張りになります。
接着張りだと、木が反り上がる力に耐えきれずに剥がれて、
板鳴りをおこすことが稀にあるそうです。
でも修復可能だそうです。

3.水がたれたらすぐふく
水がたれたのを放ったらかしておくと、シミになるようで、
水がたれたらすぐにふかないといけないそうです。
すぐに拭きさえすれば、特に困らないようです。

中性洗剤を使うと、木を保護している油分が分解してささくれ立ってしまうので、
中性洗剤は使えません。

4.カビは生えないハズ
木材が、相当な湿気を含んでいないと、カビは発生しないけれど、
結露や、漏水や、換気不足などの外的な要因があると、
カビが生える可能性もあるそうです。

ただ、そんな場合は、無垢材どころの話ではなく、
家全体の耐久性にかかわる大問題だそうです。

5.床暖房は低温式
床暖房に対応している無垢材もありますが、
あまり高温にするわけにはいかないので、
低温式の床暖房を選択する必要があります。

低温式でも、じんわりじっくり暖まって、
主暖房として使えるものもあります。

でも、無垢材の足触りは、複合フローリングと違って、
冬でもひやっとはしないそうで、
床暖房を入れない方も多いそうです。


なるほど、無垢材だからといって大きな問題点があるわけではなさそうです。
あとはコストですが、広さにもよるので、一概には比較できません。

うなぎの寝床の床はどんな床になるでしょうか。
楽しみです。

2014年5月20日火曜日

無垢材

先日、C社との打合せの際に、
C社オススメの『無垢材』のサンプルを頂きました。

"無垢"というのは、"混じり気のない"という意味で、
『無垢材』は"一本の原木から、必要な寸法を直接切りだした木材"です。

いわゆる一般的なフローリングは、『複合フローリング』といって、
合板の表面に、化粧材を張ったものです。
化粧材には、樹脂シートなどの特殊加工したものと、
天然木を薄く削ったもの(突き板)とがあります。

ママが信頼するC社の営業マンさんは、
無垢材をとてもオススメしているのですが、
無垢材はコストも高いですし、
別に複合フローリングでも快適だし~ と思っていたパパママ。

そもそも、LDKは割と白っぽい空間にしたいと思っているので、
無垢材だとそんなに白っぽい色はないし…
という話をしていたら、
ホワイトのオイル塗装をした無垢材のサンプルを持ってきて下さいました。

手で触ってみるとスベスベで確かに気持ち良いのですが、
感動したのは、裸足で踏んでみた時です。
足触りが複合フローリングと雲泥の差で、ママはビックリしました。

とにかく、さらっさらなんです。

無垢材と比較してしまうと、今までは気にしてなかったのですが、
確かに複合フローリングはペタペタしています。

1歳の息子なりに肌触りが気持ち良いと思ったのか、
スベスベと手でずっとさすっていました。

こんなに違うとは…
体験して初めて分かる良さですね。

ちなみに、なぜ肌触りがサラサラかというと、
 木の表面がコーティングされておらず、自然のままなので、
 繊維の微妙な凹凸があるために、
 ベッタリとは肌にくっつかず、サラサラした肌触りになる、
ということだそうです。

この良さを知っている人が、多少コストが高くても、
無垢材を使いたくなるのも理解できました。

とはいえ、無垢材について調べていると、
色々とネガティブなことも書かれているので、
そのあたりについてさらに調査してみました。

長くなりそうなので、調査結果はまた次回に。

不動産取得費

絵本を読んでもらうのが大好きな1歳の息子が、
最近、保育園で先生の真似をして、
絵本をみんなに向けて読んでいるそうです。

ちゃんと絵本をみんなの方に向けて持って、
言葉はむにゃむにゃですが、
場面に合わせて体を揺らしたりして読んでいたそうで、
その姿を見られないのが残念なママです。

まだ聴衆はついていないそうで、
(時々、先生が子供役をしてくれているそうですが)
誰にも立ち止まってもらえないストリートミュージシャン状態らしいですが、
みんなに聴いてもらえるように、がんばれ息子。


ところで、うなぎの寝床は建物も共有名義となる予定ですが、
持分を計算する時に何の費用をどこまで含めて計算したらよいのかな、
と疑問に思い、調べてみました。

土地、建物、それぞれについて、何が取得費となるかについて、
こちらのサイトにまとまっていたので、ご興味ある方はご参照下さい。

ここには明記されていませんが、
地鎮祭や上棟式にかかる費用も、取得費に含まれるそうです。

本体価格だけでなく、
印紙代やら、各手数料やら、全て取得費になるんですね。

建物については、工事費用だけでなく、
設計監理料も取得費に含まれます。

共有名義の場合は、厳密には、持分割合に従って、
  これら全ての合計額 × 持分割合 
をそれぞれ負担しないといけないのです。

1/2ずつならまだしも、ややこしい配分だと大変です。
登記の時に持分割合を明記しないといけないので、
こまごました費用を誰が出すかまで考えて計算して、
持分割合を決めておかないといけませんね。

2014年5月18日日曜日

グラスウール

夜中、目を覚ました息子が、
目をとじたまま泣きながら、
"ママー" ではなく "トトロー" と言いながら、
何かを手探りで探している様子で、ママを見つけて一件落着。

…寝ぼけていたのか、トトロの夢をみていたのか。

夢にトトロが出てきていたのなら、さぞかし嬉しかったでしょう。


さて、最近断熱材マニアのママ、

高性能グラスウールってなに?』で、
"もしや最近では高性能グラスウールが一般的に使われているのでは…"
と書きましたが、どうやらそんなことはないそうです。

 高性能グラスウール16KHG と (ただの)グラスウール24K

は、断熱性能は同じですが、
価格がどれだけ違うのか、やっぱりまだ気になるママは、
C社のママが尊敬する営業マンさんに聞いてみました。

ところが、その営業マンさんにも分かりませんでした。

なぜなら、C社が使っているグラスウールが、
日本で一般的に流通しているグラスウールと違うので、
よく分からない、とのこと。

C社が使っているのは高性能グラスウール16KHGですが、
何が一般的なのと違うかというと、袋詰めされていないものを使っているそうです。


日本で一般的に使われているグラスウールは、
こちらのように袋詰めされているもの。

写真は旭ファイバーグラス株式会社のHPから拝借。

ちなみに、袋詰めのグラスウールを使っているのは、
日本だけだそうで、
他の国では、下の写真のような、
むき出しのグラスウールが使われています。

なぜ日本では、袋詰めにしているかというと、
むき出しだと、施工の時に職人さんがチクチクするから、
だそうです…さすが日本、至れり尽くせりです。

でも、断熱にこだわるC社が、
なぜ袋詰めのを使わないかというと、

袋詰めだと隙間ができやすいから です。

袋詰めだと、どうしても耳の部分があるので、
そこに少し隙間ができてしまうのです。


一方、むき出しのグラスウールだと、隙間なく
しっかりと充填できます。

なるほどー、納得です。

話は戻って、高性能グラスウールか、ただのグラスウールか、ですが、
C社さんが高性能グラスウールを使っているのは、
価格の問題というよりも、
むき出しのグラスウールの商品展開が少ないために、
おのずと選択肢が絞られてきてしまうからだそうです。

ということで、価格差についての疑問は謎のままですが、

高性能グラスウールが一般的に使われているかというと、そうではないそうで、
高性能グラスウールが流通しだしたのが、ここ数年の話で、
まだ6-7割はただのグラスウールではないかとのことでした。
(あくまで営業マンさんの印象です。)

断熱材施工の工程は、施工会社にとってはただの作業の一過程に過ぎないので、
"どの断熱材を使おうか"みたいに、断熱材にこだわったり、知識のある人は少ないそうです。

なので、"いつものグラスウールよろしくねー"みたいな感じで、
従来のグラスウールを発注して使っている施工会社が殆どではないか、とのことでした。

確かにありそうな話です。

その真偽のほどは確かではありませんが、
C社さんが、海外に負けじと、むき出しのグラスウールを使っていることが分かりました。

ウルトラC

こちら息子の最近のお気に入りおもちゃ、
実はママのおさがりです。

先日ママの実家で発掘されて、
持ってきてみたらお気に召したようで、
一人で熱心に遊んでいます。

六面に全て違う形の穴があいているのですが、
ちゃんとグルグル回して、ピースと合う穴を探しています。

そして、箱をあけて、中に入ったピースを自分で取り出して、
また繰り返しています。


一世代前のおもちゃはシンプルでよいですね。

同じおもちゃで遊んでいても、日々扱いがうまくなる息子に関心しているママです。


さて、佳境に入ってきた設計の依頼先選びですが、
A社、B社以外に、先月からもう一社急浮上してきたC社があります。

こちらは設計建築事務所+工務店が一体となっている会社です。

なぜ急浮上してきたかというと

1.明瞭会計

いろいろ検討すればするほど、
家づくりにかかるコストは不透明な部分がとても多くて、
どう比較したものやら…

と思っていた矢先、

『原価公開』のC社にたどり着いたのです。

『原価』つまり、建材などの『仕入価格』を全て公開して、
それに対して、●%の利益をのせて、●●円です、
という明瞭会計システムです。

何にどれだけの対価を払っているかが分かるというのが、
パパママはとても気に入りました。

2.家の性能に対するこだわり

断熱性能や換気システムなど、
快適な住まいにするための『家の性能』面をとても重視している会社です。

C社からいろいろ話を聞く中で、
ママもはじめて断熱や換気システムの意義を知って、
触発されて最近自分なりに勉強していたのです。

3.工法に対するこだわり

こだわっている『性能』が十分に発揮されるような、
確かな工法で施工しているようです。

工務店でもあるだけに、自分の会社で職人さんを抱えていますから、
監理が行き届くのでしょう。

たとえば、『グラスウールってなに?』で書いた通り、
断熱材のグラスウールは施工次第で性能が変わってしまいますが、
C社さんの職人さんたちは、
グラスウールマイスター』の資格をもっていらっしゃるそうです。

4.営業の方がすばらしい

C社さんの営業の方がとにかくすばらしく、
この方のおかげでC社のパパママ評価がかなり上がっているのは事実です。

営業マンさんであるにもかかわらず(本来そうあるべきなのでしょうが)、
建築に関する知識がとても深く、何を質問しても誠実に詳細に回答して下さって、
そして人柄もよく、やりとりをしていてとても心地がよくて、
信頼感はバツグンです。

営業の方一人でここまで会社への印象が変わるとは、
ママもビックリしました。
"営業って大事なんだな"とはじめて思いました。

とはいえ、この営業の方が実際に工事をするわけではないですし、
この方一人への信頼感だけで決めてしまうわけにもいきません。


ちなみに、C社推奨プランは、木造三階建てとのこと。

混構造にするよりも木造の方が、躯体にかかるコストが下がるので、
その分設備機器など他の部分へコストをまわせるから、
という理由です。
納得。

木造三階建てで、断熱や換気システム、窓サッシなどをかなりハイスペックにして、
設計監理料も入れて全てトータルで坪99.6万円。


家の住みやすさとしては、間違いないものができそうです。

唯一、難点としては、C社のこれまでの施工事例がかなりカントリー調で、
デザイン的には秀でていないのが、パパママの気になるところではあります。


さてさて、長らく検討してきたA、Bを乗り越えてのウルトラCか、
はたまた…??
今日もパパママ協議継続中です。

C値ってなに?

息子はどうやら『か行』が苦手なようです。

保育園のお散歩コースの池に、カメがたくさんいるらしいのですが、
『カメ!』と言えず、『メメ!』と言っています。
『メメ?』と聞くと、違う、と首を横にふるので、
本人は、『カメ!』と言っているつもりのようです。

同じく『カバくん』は『パバぷん』です。


さて、断熱材についていろいろと勉強していて気になったのが、
『C値』という用語です。

C値というのは、『家の隙間』を表す値で、
日本語でいうと『相当隙間面積』です。

家の延床面積に対する、隙間面積の割合を表す数値で、
 C値=床面積1㎡あたりの隙間面積(㎠)

C値が小さいほど隙間は少なく、気密性が高いことになります。



C値は『気密測定器』という機械を使って測定します。

こちらが気密測定器。
なんだかスピーカーみたいです。

室内をこの機械で減圧した時の、
風量と圧力差を測定して、
C値が算出されるそうですが、

どんな感じで測定するのかとか、
具体的な計算方法はママには分かりません。



C値が小さい=隙間が少ない ほど、

 ・熱損失が少ない →冷暖房効率がよい
 ・壁内結露が生じにくい →家が傷みにくく、長持ちする

ということで、C値は小さいに越したことはないです。

どのくらい小さい値ならよいかというのは難しいですが、
一つの目安としては、
1999年に建設省が改正した断熱化基準の『次世代省エネ基準』では、
 
 寒冷地 2.0以下
 その他 5.0以下

が基準となっています。
ちなみに、寒冷地というのは、北海道、青森県、岩手県、秋田県。

家の隙間というのは目に見えるものではないので、
(見て分かるような隙間があったら大変です)
C値を測定しないと分からないのですが、
測定するには測定費用がかかります。

業者にもよりますが、5万円〜という感じです。

では、5万円を払ってC値を測定してもらう必要があるのか?というと、

融資関係で『次世代省エネ基準』をクリアしている証明が必要な場合には
測定する必要があるでしょうが、

そうでなければ、敢えて測定する必要はなさそう、とママは思います。

測定の仕方によっても値がかなりブレるようですし、
数値自体でどうのこうの言うよりも、
信頼できる施工会社に、しっかりと施工してもらうことが一番大事そうです。

2014年5月17日土曜日

高性能グラスウールってなに?

今月に入って、『パパバイバイ』と言えるようになった息子。
ついに二語文デビューです。

一度言えるようになるとはやいもので、
毎日帰りの電車を降りると、『でんしゃバイバイ』と言ったり、
『ぞうさんいた!』と言ったり、
少しずつお話が上手になってきました。


今回は、『グラスウールってなに?』でおあずけにした、
高性能グラスウールのお話です。

世の中のグラスウールの表記を見ると、
『グラスウール24K』のように書いてあるのですが、
この『K』というのは、グラスウールの性能を表す単位です。

数値はそのグラスウールの『密度(kg/㎡)』で、
たとえば"24K"は、"密度24kg/㎡のグラスウール"ということです。

いろいろな密度のグラスウールが製品化されていて、
それぞれの密度ごとの性能(熱伝導率)はこちらにまとめられています。
この表を見ても分かる通り、
密度が高いほど、つまり、"●K"の数値が大きいほど、断熱性能がよい、
ということになります。

"ガラス繊維の密度が低い方が、空気をたくさん含んでいて熱を伝えにくいのでは"
と思ってしまいそうですが、
空気が断熱性能を発揮するためには、『静止した空気』であることが大事なので、
グラスウールの密度が低いと、隙間が多くて空気が対流しやすくなってしまうのです。
密度が高いほど、空気が動きにくいので、断熱性能が高くなるのです。

最近では、『高性能グラスウール』というのもあります。

ただの『グラスウール』と何が違うかというと、
ガラス繊維の太さが違います。
高性能グラスウールは、ガラス繊維が細く、
その太さは"ただのグラスウール"の半分程度です。

何が『高性能』かというと、
同じ密度の"ただのグラスウール"と比較して、断熱性能が良いのです。

なぜ断熱性能が良いかというと、
ガラス繊維がより細いので、繊維の間に、
空気をより動かない状態でキープできるから、です。

『高性能グラスウール』の単位は"K"ではなく、"KHG"みたいです。
"HG"は"高性能グラスウール"を意味しているので、
別に単位は同じ"K"でよいのではないかとママは思いますが…。

高性能グラスウール16KHG(密度16kg/㎡)の断熱性能は、
(ただの)グラスウール24K(密度24kg/㎡)の断熱性能と同じです。

同じ性能で、どのくらい価格が違うのか気になって調べたのですが、
グラスウール製品にはバリエーションがありすぎて、
一概に比較できず、よく分かりませんでした…。

ただ、グラスウールメーカーの製品一覧を見ていると、
ほとんどが"高性能グラスウール"と書いてあって、
最近は、高性能グラスウールが一般的に使われているのでは…
とママは感じました。

グラスウール業界での、高性能グラスウールのシェアが気になりましたが、
ママ調査では分かりませんでした。

いろいろ調べた結果、高性能うんぬんよりも、
 グラスウールは施工が命
とママは思いました。

グラスウールってなに?

今週、保育園で避難訓練をした息子。
消防士さんも参加の本格的(?)な訓練だったそうで、
普段と違う雰囲気に緊張した面持ちでお行儀よくしていたそうです。

消防署のクリアファイルをもらって嬉しそうに
『しょーぼーしゃ、しょーぼーしゃ』と言っていました。

色々な経験をさせてもらえて、保育園に感謝感謝です。


さて、前回おあずけにしたグラスウールの勉強です。

グラスウールというのは、
短いガラス繊維が束になった、
綿状の素材。

こちらの写真はWikipediaから拝借。

なぜ黄色いかというと、繊維を繋ぐ接着剤が、
熱されると黄色くなる性質だから、だそうです。

原料はリサイクルガラス。
リサイクルガラスを溶かして、繊維化してあります。

これが何故断熱材になるかというと、
細かい繊維が絡み合う隙間に、空気を閉じ込めているためです。

断熱材』で空気は熱を伝えにくい、と勉強しましたが、
熱伝導率が低い空気を閉じ込めているために、
グラスウールは断熱機能を持っているのです。

"別にグラスウールを入れなくても、壁の中に空気があるじゃない"
と思えてしまうのですが、

空気の断熱性能は、空気が動かない状態でないと発揮されません。

空気が動いてしまったら、他へ熱が逃げてしまいます。
なので、壁の中の空気を動かない状態にする必要があって、
そのためのグラスウール、ということです。

グラスウールの、日本での住宅用断熱材のシェアは52%。
日本で一番使われている断熱材です。

でも、『断熱材』で書いた通り、
グラスウールの断熱性能が一番優れているわけではありません。
性能だけでいうなら、ウレタンフォームの方が優秀です。

性能が一番良いわけではないのに、一番使われている理由は、
コストパフォーマンスがよいから、です。

ウレタンフォームのコストは、グラスウールの約3倍。
でも、断熱性能が3倍も優れているわけではありません。

同じ快適さ(断熱性能)を得るのに一番安いのがグラスウール、
ということで、グラスウールが最も使われているのです。


でも、グラスウールも万能ではなくて、最大の注意点は、
 隙間なく敷き詰められていることがとても大事
という点です。

正しく施工されず、隙間があったりするとどうなるかというと、

1.断熱性能が十分に発揮されない
隙間があればそこから熱が移動しますので、
断熱性能が損なわれてしまいます。

2.壁内結露が生じうる
施工時に隙間があると、そこに水蒸気が入り込んで、
壁の中で結露が生じて、腐敗菌を繁殖させたりします。

同じ素材を使っていても、施工の仕方次第で、
断熱性能は全く変わってきます。
でも、断熱材は壁の中ですから、見えない部分なので、
後から確認しようにも確認できません。
信頼できる職人さんに施工してもらわないといけませんね。

ちなみに、経年劣化については、
経年劣化しにくいという説と、するという説と、諸説氾濫していて、
素人にはどの情報が正しいのか判断しかねるのですが、
客観的に情報を整理すると、

正しく施工すれば、他の断熱材と比較して経年劣化しやすいということはなさそう、

とママは思います。

長くなってしまったので、高性能グラスウールについてはまた次回

2014年5月16日金曜日

断熱材

1歳の息子が時々、オムツやズボンを自分で履こうと
頑張って引っ張りあげようとしています。
まだまだうまくいきませんが、頑張っている姿がかわいいです。

自分でお着替えできるようになる日が待ち遠しいママです…。

でもきっと、気付いたら、自分でお着替えできなかった頃はかわいかった…
と、懐かしんでいるんでしょうが。


さて、今日は断熱材についてのママなりのお勉強のまとめです。

『断熱』が大事なのはよく分かるのですが、
実際何で断熱しているのか、今まで全く知りませんでした。

でも何千万円もかけて家を建てるのに、
何にお金を払っているのか分からないのは嫌なので、
いろいろ調べてみました。

1.断熱材はなぜ必要か?

『断熱』が何のために必要かというと、

 室内の温度を一定に保つ  

ということが最大の目的です。

夏は、エアコンで冷えた室内を冷たいままに、
冬は、暖房で暖めた室内を暖かいままに保つことで、
冷暖房効率もあがり、省エネにもなります。

2.断熱材の種類

断熱材にも色々な種類があります。
その性能を比較するために使うのが『熱伝導率』です。

『熱伝導率』とは、熱の伝えやすさを表す数値で、
値が小さいほど熱を伝えにくい、という意味です。
つまり、熱伝導率が小さいほど、断熱性能が高い、ということです。

たとえば、身近なものでは、

 空気  0.0241 
 木材  0.12
 ガラス 0.55
 鉄   83.5

です。
鉄に比べると木もガラスも値は小さいですが、
木とガラスで比較すると、ガラスは木の4倍以上熱を伝えやすいのです。
だから、冬の窓ガラスは冷たいのですね。

そして、熱伝導率を見ても分かる通り、『空気』はとても熱を伝えにくいです。
だから、ダウンジャケットや羽毛布団は暖かいのです。
羽毛の間に空気の層があるために、外の冷気の低い温度を伝えることなく、
中の暖かさをキープしてくれるのです。

主な断熱材の熱伝導率は、

 吹付ウレタンフォーム  0.022
 高性能グラスウール24K 0.036
 グラスウール24K    0.038
 セルロースファイバー  0.040
 ロックウール      0.044

密度や厚みによっても違ってくるので、
あとコストとの兼ね合いで、何をどれだけ使うかを決めるわけですが、
一般的には『グラスウール』が主流のようです。

こちらのサイトに、それぞれの素材の違いが写真付きで載っているので、
ご興味ある方はご覧下さい。

グラスウールについてのまとめをこのまま続けると長くなるので、
また次回

2014年5月13日火曜日

ウルトラK

今年のGWは息子とはじめて動物園へ行ってきました。

ライオンの前で"ライオン!ライオン!"と叫んだり、

ゾウの前では腕をふって"パオーン"と言ったり、

息子なりに楽しんでいたようで、
パパママはそんな息子のリアクションを楽しんでいました。

それ以来、家でも『おーいカバくん♪』や
『ぞーうさんぞーうさん♪』と歌っています。


さて、『足踏み状態の設計事務所選び』でチラッと書いた、
パパママの大好きな建築家Kさんが諦めきれず、
週末にもう一度お話を伺ってきました。

2月にも一度お会いしていて、
人柄も考え方もテイストもとても好きではあったものの、
・設計監理料15%…
・本当に使いやすい家になるかな…
というあたりがネックとなって、諦めていました。

が、やはりいざ他に決めるとなると、
本当に無理なのか?と欲が出てきてしまい、
後悔しないように、一抹の期待を抱いて、
もう一度お話を伺ってきたのです。

事務所といっても、高級賃貸マンションの一室なので、
オシャレな家みたいな感じで、ステキな事務所でした。

今回も変わらぬ素敵なお人柄で、たくさんお話を伺いました。

ママメインで話を聞いている間、
パパが走り回る息子の相手をしてくれていました。
話中に後ろの方で"カーン”という不穏な音がして、
何か壊したのでは!?とドキッとしたりしましたが、
どうやら靴べらを振り回していたようでした。

今回も色々と参考になるお話が聞けました。

1.スケジュール
建築家さんに依頼するとなると、設計に時間がかかるのは仕方のないことですが、
 基本設計 2ヶ月
 実施設計 3ヶ月
 見積調整 1.5ヶ月
 確認申請 1.5ヶ月
 工事   6ヶ月〜
で、これまでは1年2ヶ月くらいをみておけばよかったそうですが、
これからは工期がもっとかかる可能性があるとのことで、
1年5ヶ月をみておいて欲しいとのこと。

他社さんでは、なんとか年度内竣工なら間に合うので、
ここで見えないコストとして、今の家賃×7ヶ月分…バカになりません。

通常より工期が長くなりそうな理由としては、
オリンピック関連の施設の建設へ向けて、
早くも商社とかがモノを確保し始めているらしく、
工事が始まっても物品が届かなかったりして工事が滞ることがあるとのこと。

さらに、2015年10月からの消費税増税前の駆け込み需要問題。
住宅の場合は半年前までに契約をしないと消費税10%扱いになってしまうので、
半年前に間に合えばよいかと思いきや、
今回の5%→8%の増税の時には、半年前の駆け込み需要を見越して、
さらにその半年前から工務店の見積りが高騰していったそうで、
さらにその前に工事請負契約を済ませるのがベスト。
となると、10月までに、なので、もしこの建築家さんにお願いするとなると、
今月がギリギリセーフで、なるべく早くスタートさせたいとのこと。

パパママは消費税5%には間に合いませんでしたが、
タイミング的にはなんとか8%のうちに、
しかも増税前の高騰に巻き込まれることもなく済みそうではあります。

2.コスト
コストをかけるところと、かけないところのメリハリをつけて、
ちゃんとコストのバランスをとって下さる建築家さんであることは間違いないです。
コストをコントロールする術もたくさん持っていそうです。

とはいえ、それでも、木造で 坪100万×施工床面積 はかかるとのこと。
木造でも坪100万はかけないとよいものはできません、と仰ってました。

RCなら、RC-Z工法で坪120万円、在来RC造で坪150万円。
混構造だと、結局二業種入るので、RC程ではなくても割高になるそうです。

施工床面積にはバルコニーや吹き抜け、ロフトも入るそうで、
パパママの"うなぎの寝床"ですと、めいいっぱい使うと43坪近くになります。

すると、100万×43坪+消費税8%+設計監理料15%=約5300万
(+地盤調査・地盤改良は別途)

…A社(RC-Z工法)ならオールRC造で建てられる予算です。

いくらカッコいい家とはいえ、さほど広くない土地で、木造で5000万円超えは…

今のパパママにはtoo muchです。

ちなみに、コストコントロールの方法としては、

・実際の広さよりも広く感じさせる設計で、施工床面積を抑える
・予備の部屋はすぐには作らず(後から床を張れるようにだけ設計しておいて)、
 大事なところにコストをかける

などだそうです。

過去の施工事例の総工費をお伺いすると、さほど高くないのですが、
建材や職人さんの人件費の値上りで、数年前と比べて3割増くらいになっているとか…。

やれやれ、運の悪い話です。

でも、むしろこれまでが異常に安かっただけだそうで、
この13年間、職人さんの人件費がずっと下がり続けていたのが、
戻りつつあるだけだそうで、いくら高くなったといっても、
13年前に戻っているだけだそうです。

史上最高の高騰というわけではないと聞いて、ちょっと救われた思いのママでした。

3.監理
監理が厳しい設計事務所で有名だそうです。

工務店は、相見積もりはとらずに、決め打ちで依頼するのだとか。
最近は、工務店も忙しいので、相見積もりだと受けて貰えないのだそうです。

信頼できる工務店を、早いうちから工務店をキープしていて、
設計段階から工務店にも打ち合わせに加わってもらうことで、
見積りも大きくぶれないそうです。

さらに、秀逸な設計、デザインだと、
工務店も"ぜひ作りたい!"と思うそうで、
そうなるとよい見積りが出てくるそうです。

確かに、理にかなっています。

同じ楽譜でも、弾く人によって如何様にもなるのと同じで、
同じ設計図でも、つくる人によって全く変わってくるのだとか。

ちなみに、照明デザイナーも必ず加わっての設計をされているそうで、
その費用も設計監理料15%に入っているとのこと。
そういう意味では、他の建築家さんたちに比べると
ある意味お得なのかもしれません。
あくまで比較の問題ですが。

4.断熱
吹き抜けやスキップフロアを使ったデザインが多いので、
冷暖房効率が悪くないかと効くと、
夏はサーキュレータ or シーリングファンでエアコンからの冷たい空気を循環させて、
冬は床暖房で頭寒足熱、
なので、大丈夫です、と言われましたが、
恐らく寒がりのパパは頭寒足熱では生きていけないでしょう…。

断熱材はグラスウールで、壁の断熱性能は十分で、
それよりも窓の断熱を重要視しているとのこと。
といっても、Low-Eガラスを使うということなのですが。
壁の断熱が本当に十分かどうかは定かではありません。

家の性能にもそれなりにコストをかけてくれる、バランスのよい建築家さんです。


余談で、某大手ハウスメーカーSは、坪60万で建つと宣伝しているけれど、
色々要望を入れていくうちに、最終的な価格は坪100-110万になっているそうなので、
うちと大して変わらないんです、とお話されていましたが、
もともとママは、ハウスメーカーはあれだけ宣伝費をかけているのだから、
結局割高に決まっている、と思っているので、後押し材料にはならず…。

いろいろコストコントロールする手段はあります、と仰っては下さるものの、

・単価の高い土地なだけに、なるべく大きく建てたいという欲を捨てきれない
(もったいない精神で…)
・いくらカッコいいとはいっても、今そこまで家に投資してよいものか

家づくりはお祭りみたいなものなので、コスト感覚が狂いやすいですが、
現実的に考えると、その差額分で色々なことができるわけで…
確かに毎日暮らす家はとても大事なのですが、それだけが幸せではないので、
全てを家に投資するわけにもいきません。

ということで、もう少し、土地と資産に余裕があればぜひお願いしたいのですが、
今回はウルトラKは諦める方がよさそうです。

今回は、とかいって、家づくりなんてもう一度できるのか疑問ですが。
(普通はありえませんが…人生何があるか分からないので。)

次回(?)はぜひKさんにお願いしたいものです。

2014年5月10日土曜日

足踏み状態の設計事務所選び

『となりのトトロ』にはまっている1歳の息子が、
最近、次の場面を教えてくれるようになりました。

メイがまっくろくろすけを手でバチンと叩く場面の数秒前に、
自分で手をバチンと叩いていたり、

メイたちが寝ている場面の数秒前に、
『ねんね』と言ったり、

次の展開を覚えているようで、
息子の記憶力に感心するママでした。


日々進化中の息子とはうってかわって、
パパママの設計依頼先選びは足踏み状態です。


RC造のA社か、混構造プランのB社か、
の二択になっていたはずが、いざ決めるとなると、
本当にそれでよいのかといろいろな側面から検討し直して、
ここ最近カオス状態です…。

とはいっても、闇雲に検討し直しているわけではなく、
一応理由に基づいた流れにはなっています。

■プランニング
狭い土地なので、希望の条件を満たすとなると、
おのずと間取りは決まってきてしまい、
幸か不幸か、どこに依頼するにしてもほぼ同じプランになりそう。

各社それぞれ独自性を出したプランを練って下さったのですが、
そういうプランは一見すごく惹かれるものの、
残念ながら実用性が一部犠牲になっていて、
現実的なパパママは、独創的なプランは却下してしまいました。

というわけで、間取りはほぼほぼ決まっているものの、
あとは構造をどうするか。
RC造か、混構造か、はたまた木造か。
あとは全体のコストバランスとの相談です。

■RC造のA社
現状プランで予算ギリギリで、
設備機器のスペックを多少我慢せざるを得なくなるかもしれない。
断熱性能などのスペックを上げるところまでは恐らくコスト的に無理。

■混構造のB社
設備機器については希望のスペックを入れても予算にはおさまる。
断熱性能を上げるコスト的余裕もなくはなさそう。
が、RC造(A社)との見積りにほとんど差がない。

ということで、中身のスペックをとるか、構造躯体の頑丈さをとるか…
と考えていろいろ調べていると、
今まであまりシビアに考えていなかった『気密断熱性能』も、
住む上での快適さだけでなく、家自体の耐久性にも影響することが分かり、
そういった部分に長けている工務店が気になりだしたり、

やっぱりカッコいい家に住みたいという当初からの思いが再燃してきて、
一度は諦めたパパママが大好きな建築家さんも気になりだしたり、

全ての可能性を検討して、比較して、絞り込みたいので、
もう一度広い視野で見直し中です。

二択まで絞れていた先月の状態から、だいぶ後退しましたが…
後悔しないうなぎの寝床づくりのためにも、これも必要な過程と思うママです。

2014年5月3日土曜日

床暖房はどれがよい?

最近、夜中なんか寝苦しいと思って目を覚ますと、
息子がママの首のあたりにのっかっています。

しかも必ず、ママの体に対して横向き(首巻き状態)で、
しかも12kg… なので、窒息するんじゃないかと危惧してます。


なぜ最近ママにのっかって寝るようになったのか…

きっと、

←この場面の影響ではないかと…

…ママなりの推察です。





さて、床暖房選びの準備として『輻射熱』については理解できたので、
ようやく床暖房そのものの話です。

『床暖房』と一言でいっても、いろいろな種類があります。
"いろいろな種類"というのは、

床暖房のしくみが、電気パネル式 or 温水式 で大きく2種類。

 電気パネル式:電熱線式 or PTCヒーター式 or 蓄熱式 で3種類

 温水式:使用エネルギーが 電気 or ガス or ハイブリッド で3種類

と、ざっと6種類あります。

それぞれに特徴があるので、ママなりにまとめようかと思ったのですが、
こちらのサイトがとってもよくまとまっているので、
あらためてママがまとめる必要もないと思い、リンクを貼るだけにしました。
ご興味ある方はご参照下さい。

たくさんの比較項目がある中で、
ママ的に特にチェックしたいポイントは、

1.イニシャルコストとランニングコストのバランス
2.温度ムラがなく、部屋全体がじんわり暖まるかどうか

です。

となると、上記サイトの比較一覧表に従うと、
明らかに『温水式床暖房』がよさそうですが、
ここにまとめられている各タイプの特徴は、あくまで一般論ですので、
同じタイプの床暖房でもメーカーごとにいろいろ特色があります。

なので、どのメーカーのを入れるかによっても話は変わってきますし、
さらに、同じメーカーの床暖房でも、工務店によって見積り価格は異なりますから、
ママが今一人でいくら考えても、残念ながら答えは出せません。

建物と床暖房との相性もあるでしょうし、
工務店によって安く仕入れられるメーカーとかもあるでしょうし、
 どの床暖房がベストかは設計事務所や工務店と相談して決める
というのが一番良さそうです。

歯切れの悪い、パッとしない結論ですみません…。

電気式床暖房はイニシャルコストが安いので、
設計契約前の見積り価格を抑えて、自分のところに決めてもらうために、
イニシャルコストの観点だけから、電気式床暖房で見積もったりする
設計事務所もあったりするかなー、と
ママ的には思います。

床暖房を入れようと考えているのであれば、

・自分が建てようとしている家にはどのタイプの床暖房が合うのか
・見積りはどのタイプの床暖房でとってあるのか
・どのくらいの面積分で見積ってあるのか

くらいは、設計事務所の検討段階で確認しておく方が安心かな、
とママは思います。

うなぎの寝床にはどんな床暖房が入るでしょうか。
よい床暖房があったらまたご報告します。

2014年5月2日金曜日

魔法瓶てすごい!

"いただきます"のお手てパチンは前から得意だった息子が、
"ごちそうさま"のお手てパチンもちゃんとできるようになりました。

食事が終わると、
『◎△※□…!』(息子なりの『ごちそうさまでした』)
と言いながら小さい両手をパチンと合わせています。

日々進化中の息子です。


『輻射熱』の勉強をしていて、
今まで知らなかった魔法瓶のすごさをはじめて知りました。

タイガー魔法瓶』のホームページに詳しく説明されていますが、
かみくだいて簡単に魔法瓶のすごさをお伝えします。

輻射熱ってなに?』で書いた通り、熱の移動には3種類あります。

魔法瓶は、中に入れたモノの温度を保たないといけないので、
熱が移動しないように工夫してあります。

まずは、『Low-Eガラスってなに?』で『魔法瓶にも使われている』とご紹介した、
"真空"による断熱。

容器を二重壁にして、間を真空にすることで、
熱の移動のうち、『伝導』と『対流』を防ぐことができます。

『伝導』は物質どうしが直接接していないと熱が移動しないので、
空気の分子すら存在しない"真空"なら熱伝導はおきません。

『対流』は、気体の流れによって熱が移動する現象なので、
気体が存在しない"真空"なら対流はおきません。

しかし、『輻射(放射)』による熱の移動は、遠赤外線によるものなので、
たとえ真空であっても熱が移動していきます。

そこで、タイガー魔法瓶では、間に薄い銅などを挟むことで、
熱の放射を反射させているそうです。



こちら、タイガー魔法瓶のHPからの拝借です。

Low-Eガラスの技術と同じ理論ですね。
この3つの熱の移動を防ぐことで、魔法瓶は最高の断熱技術を実現しています。
まさに、"魔法"瓶ですね。

魔法瓶はママが子供の頃からありましたし、
さしてモノ珍しいものでもありませんが、
そのすごさを改めて知りました。

技術やしくみはとても単純明快ですが、
なるほどー、と感心してしまったママでした。

この断熱理論をもとに、うなぎの寝床の断熱も考えていけばよいのですが、
家となると話はこんなに単純ではありません…。

輻射熱ってなに?

最近、息子の『トトロリクエスト』がすごいです。
『トトロー、トトロー』と言いながら、
リモコンをパパママの手に握らせてきます。

トトロをつけないと、とても悲壮な表情をするので、
つい根負けして『となりのトトロ』をつけてあげてしまい、
我が家のテレビは始終トトロにジャックされています…。


さて、今住んでいる賃貸マンションには床暖房がついています。
今のマンションがパパママにとって初めての床暖房でしたが、
パパもママもすっかり床暖房のとりこになりました。

冬は一度もエアコンをつけず、床暖房だけで過ごしています。

エアコンのような空気の対流がないので、ホコリも舞わないですし、
乾燥しないですし、とにかく過ごしやすいです。

新居にも床暖房は必須!と決めているのですが、
床暖房にも色々種類があるので調べていると、
床暖房のキーワードとして『輻射熱』がよく出てきます。

これまでにお話した設計士さんたちからも、
なにかにつけて『輻射熱』の話がよく出てきました。

『輻射熱』と言うだけで"なんか良さそう"と思わせるような、
マジカルワードとして一人歩きしている感じです。

パパもママも熱力学は専門でないので、色々調べていると、
相変わらずネットにはいろんな情報が氾濫していて、
『温水式床暖房は輻射熱』とか、
『床暖房は輻射熱ではない』とか、
『ホットカーベットも輻射熱だ』とか、
訳が分からないので、落ち着いてママなりにまとめてみました。


熱は高い方から低い方へ移動します。
その『熱の移動』には3種類ありまして、
 1.伝導型:2つの物体が直接接して、熱が移動
 2.対流型:空気に熱がのって移動
 3.輻射型:遠赤外線によって熱が移動(物体や空気などの媒体が必要ない)

たとえば、
 湯たんぽやホッカイロは伝導型熱移動
 エアコンやドライヤーは対流型熱移動
 床暖房は、床に接している足やお尻が暖かいのは伝導型熱移動で、
      体全体が暖かいのは輻射型熱移動

というわけで、一つの暖房機器でも、
色々な熱の伝わり方をするものもあるので、
輻射熱かそうじゃないかというのは単純な話ではないのです。

ホットカーペットは、主に『伝導型熱移動』ですが、
一応熱を発しているので部屋全体を暖める『輻射型熱移動』も若干はあるのでしょう。
ただ、壁などまであたためるほどの威力はないので、
『輻射熱による暖房機器』とまではいえません。

床暖房は、"床を暖める"という点ではホットカーペットと同じですが、
壁や家具などまで暖めることができるので、
あたたまった壁や家具からじんわり出てくる輻射熱により部屋全体が暖まります。

ようやく頭の中がスッキリしました。

ちなみに、壁などを輻射熱で暖めても、
気密性の低い家では熱が外へ逃げてしまいます。
輻射熱暖房が有効なのは気密性の高い家、というわけです。


本当は床暖房の種類についてまとめたかったのですが、
それはまた次回に。