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2015年11月14日土曜日

現場見学②(1階)

最近なにかと自分なりのこだわりを主張する3歳の息子。

晴れの日の朝、靴はいといてねー、と言って先に玄関へ行かせると、
自分でなぜか長靴を出してきてはいていたり、

雨の日に、なぜか『きょうはさんだるにするのー』と言って、
サンダルをはいて、傘をさしてでかけたり、

歩きと電車だけのおでかけで、自転車には乗らないと分かっているのに、
『へるめっとかぶるのー』
と言ってきかず、ヘルメットをかぶって電車に乗ったり、

3歳児の発想の自由さがとても楽しい今日この頃です。
ちぐはぐなのに、3歳児がやってるとかわいくて許されるのは、
子供の特権ですね。


そのお気に入りのヘルメットをかぶって、
先週末、2回目の現場見学に行ってきました!

今回も日曜日でしたので、工事はお休みでした。
約1ヶ月ぶりの現場見学でしたが、
その間は断熱工事などやや地味な工事が多かったようで、
劇的な変化!というほどではありませんが、
それでも普段見に行けないパパママにとっては感動の進捗でした。

まず1階から。




ついに!
ユニットバスが入っていました!

茶色く見えているところは養生されているだけで、
実際の色は茶色ではありません。

浴槽はワクワクする大きさです。

TOTOのサザナシリーズですが、
この浴槽に惹かれて決めたようなものです。


シャワーはTOTOの既製のエアインシャワーです。

シャワーヘッドもシンプルでスッとしていて、
割と気に入っているので、
これはこのまま採用しました。


右手前に養生されているのが、タオルバー。
以前に紹介した、
フォンテトレーディングのタオルバーです。
養生の合間からチラ見したところ、
めちゃめちゃカッコいいです!


やっぱりこだわってよかったです。



防水の問題で、ユニットバスにあとから何かを取り付けるのはやめた方がよいそうで、
でもTOTOの既製のタオルバーはどうにもしっくりこなくて、
工務店さんに相談したら、ユニットバスを設置する前につけるのであれば、
防水面でも問題ないですよ、ということだったので、
事前にタオルバーを購入して取り付けをお願いしていたのです。

これはやって正解でした。


こちらは1階ガレージの壁。

壁に敷き詰められている白いのが断熱材、

手前に貼られている透明のシートが、
調湿気密シート。

どちらも一見地味ですが、
実際の住みやすさに直結する、
縁の下の力持ちたちです。

ところどころに貼ってある、黒いテープ。
なんだろうと思って聞くと、
シートの張り合わせ部分や、ダクトのまわりなど、
気密性が落ちそうなところに貼って、気密性をより高めているのだそうです。

こういった細かい努力の積み重ねが、住み心地をよくしてくれるんだと思います。

工程としては、内側と並行して外壁も下地から作業がはじまっているそうです。


1階に、もうガルバニウムが搬入されていました。
裏側なので雰囲気分かりづらいですが、
端っこの折返しのところの、
黒っぽい色が実際の色です。

ガルバニウムの左側に見えている材木は、
下地に使う、腐らない材木だそうです。

では2階、3階はまたのちほど。

2015年11月2日月曜日

断熱工事など

先週、ママの学会に付き添ってくれた3歳の息子。

何度もいろんな学会会場の託児所に預けられたことがある息子は、
いつも最初は泣くものの、すぐに馴染んで遊び出す、
という感じなので、今回もきっと朝は涙の別れだろう、
と思いきや、

口をへの字にしてやや不服そうな顔をしつつも、全く泣かず、
どうやら一生懸命我慢していた様子で、
成長っぷりに感動したママでした。

新幹線での移動なので帰りは夜になってしまい、
新幹線の中で晩ご飯を食べ、終始ご機嫌で一睡もせず、

案の定、最寄り駅に着くと、
『つかれちゃったのー ねむくなっちゃったのー』
と座り込んでしまい、

それでも、なんとか励まして歩きだしたものの、
家まであとちょっと、というところで座り込み、
『だっこー だっこー』
とせがまれ、
もはやタクシーが通る場所でもなく、なんとか工夫して、
16kgを抱っこしながらトランクを引っ張るという偉業を成し遂げたママでした。。

ところが、家に着くと、眠いはずの息子は、
最近ハマっているジブリの『ポニョ』を見始め、

ママが歯ブラシを渡すと、
『ごはんはー?』
と聞いてくる始末で、、

3歳児の食欲にたまげたママでした。
さすがに遅かったのでリクエストにはこたえませんでしたが。。


ママがなんやかんや忙しい間も、
職人さんたちが着々と工事を進めてくれているうなぎの寝床。

最近の工事写真が先日送られてきましたが、
先月はわりと地味(だけど重要)な工程が多く、




屋根のFRP防水



とか、








ユニットバスの断熱


や、






基礎の断熱塗料に防蟻処理 など、

10月上旬の工事写真はマニアックなものばかりでした。

でも、住み心地に直結する大事な工程なので、
こういう部分をきっちり施工して下さると、
施主としてはとても安心です。

同じ断熱材でも、充填の仕方で機能は全然違ってくるそうなので、
写真に残せるくらい丁寧に施工してもらえているというのは何よりです。

先日頂いた工程表からすると、
もうサッシなどが搬入されているはずなので、
そろそろ見た目にも分かりやすい変化がでてくるはずです。

今月また現場を見学させてもらえることになっているので、
楽しみ楽しみなパパママです。

2015年10月10日土曜日

現場見学①(1階)

今週、人生初遠足に行った3歳の息子。

お弁当をどのくらい持たせたらよいものやら、
よく連絡帳に『おかわり×3』とか書かれてるから、
子供用のお弁当箱では足りないかしら、
とママは大変悩みました。

多ければ残すだろう、と、
大は小をかねる作戦で、
子供用のお弁当箱は2段ともおかずで、
おにぎりを別添えにすることにしました。

おかずは、
出し巻卵、タコさんウインナー、うずらの卵、
とんかつ、ミニトマト、お芋、人参
と、3歳児とは思えない盛りだくさんのお弁当でしたが、

案の定、キレイに完食してきました。。
保育園の先生もビックリの、3歳の息子の食欲でした。


先週末、工務店さんが現場を案内して下さいました。
はじめて2階、3階に上がれるということで、
パパママはわくわくして現場へ向かいました。

安全にとても配慮している工務店さんなので、
雨の場合は危ないから中止、という予定だったのですが、
幸いお天気にも恵まれて、思う存分見学できました。



まずは1階から。
立ち上がりの部分と、壁よりの床に塗ってある
グレーの塗料は、『断熱塗料』だそうです。
これで外周を1mずつ覆うことで、
基礎の断熱を補うそうです。



こちらは1階奥の洗面室。
天井高をかせぐために、
床は地面レベルよりも低いそうです。

なので、大雨で配管が逆流しないように、
ちゃんと勾配をつけているそうで、
工事中の大雨の後に、逆流していないことを確認して、
写真も残してくれているそうです。


こちらの緑色の部材は、
防水のためのものだそうです。

長いのはサッシまわり、
丸い穴があいているのは配管まわりに取り付けることで、
防水機能がアップするのだそうです。

こういうのは、家が出来上がってしまえば、
見た目には全く分からないので、
省略する工務店さんも中にはあるようですが、
家の耐久性のためには大事なものなんだそうです。


ちなみに、狭小地なので、
隣地との境界は最小限です。
知ってはいましたが、実際に見ると、
本当に狭いですね。。
まぁ東京ではどこもこんな感じですが。

一応、ここにも室外機を一台置く予定です。

こちらは西側。
東側よりもう少し狭いです。

あまりに狭いので、
ショートサーキットを懸念して、
こちら側には室外機を置かないことになりました。

写真に映りこんでいる青いヘルメットは、
自分のヘルメット持参で参加した3歳の息子です。

長くなってしまったので、2階、3階はまたのちほど。

2014年10月11日土曜日

トップライトの結露は大丈夫?

保育園からの帰り、
保育園の入り口におともだちのともくんが座り込んでいて、
2歳の息子が

『ともくん だいじょーぶー?』

と声をかけていて、
ちゃんとしかるべきシチュエーションで言葉を使えている息子に
ビックリしたママでした。

ところが、翌日、

明らかに元気そうなともくんに、

『ともくん だいじょーぶー?
 ともくん ばいばーい』

さらに、のらねこちゃんにも

『ねこちゃん だいじょーぶー?』

と、みんなに声をかけてまわっていたので、
もしかしたら、ただ単に、
『だいじょーぶー』
が、息子のマイブームなだけかもしれないな…
と思うママでした。


で、パパママが"だいじょーぶー?"と心配なのが、
トップライトの結露です。

うなぎの寝床は、階段の上にトップライト(天窓)を設ける予定なのですが、
いろいろ調べていると、
トップライトが結露して、水がしたたり落ちてきた…
なんて話も聞くので、
心配になって、調査してみました。

【結露の原因】
1.家の内外の温度差
2.ガスストーブ、ガスファンヒーターを使っていて、湿度が高い
3.計画通りに換気されていない、空気が滞っている

などの要因が相まって、結露が生じます。

空気が窓に接して滞ると、
空気中の水分が拡散していかないので、
結露しやすいです。
だから、カーテンを閉めていると、そこの窓ガラスには結露しやすいのです。

生活の中で発生する水蒸気が多くて、かつあたたまると、
上へ上がっていきます。

そこで、トップライトのガラスが"シングルガラス"だと、
断熱性が低いので、低い外気温によって室内の空気が急激に冷やされて、
結露が生じてしまうのです。

では、どうしたらよいかというと、

【結露対策】
1.法規上の換気計画がちゃんと機能するように、気密性の高い家にする
2.計画通りに換気されるよう、24時間換気を常にONにしておく。
3.ペアガラスにする
4.既製品を使う
5.ガスファンヒーターは使わない

などが対策になります。

なぜ既製品がよいかというと、
既製品のペアガラスは、ガラスの間の層がアルゴンガスなので、
ただの空気よりも断熱性能が高いのです。

しかも、製作ものよりも、コストも安いです。

うなぎの寝床のトップライトは、今のところ、
 製作もののペアガラス
の予定なので、
もし、サイズ的に可能なのであれば、
既製品で代用できないか、設計事務所に聞いてみようかと思います。

機能的によりすぐれてて、
低コストで、
しかも、
頭の上なので、デザインがすごく気になる場所でもないですし、

と考えると、既製品でいいのでは??と思うパパママです。

次回の打合せで相談してみます。

2014年6月20日金曜日

調湿気密シート

最近、1歳の息子が子供用のイスには全く座ってくれなくなってしまいました…。
一度は座るものの、すぐに脱出を試みはじめます。

腰回りにクッションを入れていて、
ちょうどよくおさまってあまり身動きもとれないのですが、
クッションのせいで身動きがとりにくいことに気付いてしまい、
まずは自分でクッションをとって、
さらにベルトをすり抜けて、イスの上に立ち上がります。

前にテーブルがついているので、容易には乗り越えられないのですが、
またいで果敢に乗り越えようとします。

とはいえ、ハイチェアなので、乗り越えたら床に落ちてしまいますので、
片足またいだくらいで見かねて、脱走を許さざるを得ず…。

というわけで、子供イスに座らせると目が離せなくなってしまうので、
最近は大人用のイスに座らせてもらえて、ご満悦な様子です。


家づくりをはじめて、初めて存在を知ったモノがいくつかありますが、
そのうちの1つが『調湿気密シート』です。

なんだか聞き慣れない名前です。

名前からして、たぶん"湿度を調節"するんだろうな、とは予測できますが、
『家の中の湿度』ではなく、なんと『壁の中の湿度』を調整するのが、
『調湿気密シート』です。

なぜ壁の中の湿度を調節しないといけないかというと、
壁の中が高湿度状態(湿度80%で5000時間以上)になると、
木材を腐らせる腐朽菌が壁内に繁殖して、
構造木材の強度が低下し、家の耐久性に影響してしまうからです。

つまり、あくまで構造木材のコンディションを維持するためのもので、
住み心地や快適さといった、体感できる違いは特にありません。

とはいえ、せっかく建てる家(木造)を長持ちさせることができるし、
構造木材の腐蝕を防ぐのですきま風が入りにくく、省エネになるので、
はるに越したことはありません。
逆に、絶対使わないといけないものでもありません。

調湿気密シートで有名なのは『デュポン社』の『ザバーン』です。


調湿気密シートはこんな感じのシートで、
原料はポリプロピレン不織布です。

画像はデュポン社のホームページから拝借。

断熱材の室内側にはります。

どうやって壁の中の湿度をコントロールしているかというと、

ポリビニール・アルコールという分子が、
乾燥状態では分子同士が結合しているので、殆ど隙間がなく、水分も空気も通れません。

湿度が高いと水分子と結合するので、
隙間が広がって、湿気(水分)の分子はシートを通過できるようになるのです。
一方、空気は通過できません。

乾燥すると、また元に戻ります。

■夏
夏は、冷房で室内を冷やしすぎると、壁内に結露が発生します。
つまり、壁内が高湿度状態になるので、
調湿気密シートが空気は通さずに、水蒸気のみを通すことで、
壁内の結露を防止します。

■冬
乾燥している冬場は、防湿機能を発揮して、
室内から壁内へ湿気が入るのを防止して、
壁内を常に乾燥状態に保ちます。

『ザバーン』でなくて、一般のシートは、
ただの『防湿気密シート』なので、冬しか機能せず、
夏場は壁内結露が生じてしまいます。

ところが『ザバーン』は、湿気が通るのを防ぐだけでなく、
湿度に応じて通すこともできるので、"可変透湿機能"を持っているのです。

さて、うなぎの寝床には調湿気密シートがはられるでしょうか。

いよいよ明日は、4週間待ちに待ったウルトラKからのプラン提示です。
今から明日の打合せが楽しみです♪

2014年5月18日日曜日

グラスウール

夜中、目を覚ました息子が、
目をとじたまま泣きながら、
"ママー" ではなく "トトロー" と言いながら、
何かを手探りで探している様子で、ママを見つけて一件落着。

…寝ぼけていたのか、トトロの夢をみていたのか。

夢にトトロが出てきていたのなら、さぞかし嬉しかったでしょう。


さて、最近断熱材マニアのママ、

『高性能グラスウールってなに?』で、
"もしや最近では高性能グラスウールが一般的に使われているのでは…"
と書きましたが、どうやらそんなことはないそうです。

 高性能グラスウール16KHG と (ただの)グラスウール24K

は、断熱性能は同じですが、
価格がどれだけ違うのか、やっぱりまだ気になるママは、
C社のママが尊敬する営業マンさんに聞いてみました。

ところが、その営業マンさんにも分かりませんでした。

なぜなら、C社が使っているグラスウールが、
日本で一般的に流通しているグラスウールと違うので、
よく分からない、とのこと。

C社が使っているのは高性能グラスウール16KHGですが、
何が一般的なのと違うかというと、袋詰めされていないものを使っているそうです。


日本で一般的に使われているグラスウールは、
こちらのように袋詰めされているもの。

写真は旭ファイバーグラス株式会社のHPから拝借。

ちなみに、袋詰めのグラスウールを使っているのは、
日本だけだそうで、
他の国では、下の写真のような、
むき出しのグラスウールが使われています。

なぜ日本では、袋詰めにしているかというと、
むき出しだと、施工の時に職人さんがチクチクするから、
だそうです…さすが日本、至れり尽くせりです。

でも、断熱にこだわるC社が、
なぜ袋詰めのを使わないかというと、

袋詰めだと隙間ができやすいから です。

袋詰めだと、どうしても耳の部分があるので、
そこに少し隙間ができてしまうのです。


一方、むき出しのグラスウールだと、隙間なく
しっかりと充填できます。

なるほどー、納得です。

話は戻って、高性能グラスウールか、ただのグラスウールか、ですが、
C社さんが高性能グラスウールを使っているのは、
価格の問題というよりも、
むき出しのグラスウールの商品展開が少ないために、
おのずと選択肢が絞られてきてしまうからだそうです。

ということで、価格差についての疑問は謎のままですが、

高性能グラスウールが一般的に使われているかというと、そうではないそうで、
高性能グラスウールが流通しだしたのが、ここ数年の話で、
まだ6-7割はただのグラスウールではないかとのことでした。
(あくまで営業マンさんの印象です。)

断熱材施工の工程は、施工会社にとってはただの作業の一過程に過ぎないので、
"どの断熱材を使おうか"みたいに、断熱材にこだわったり、知識のある人は少ないそうです。

なので、"いつものグラスウールよろしくねー"みたいな感じで、
従来のグラスウールを発注して使っている施工会社が殆どではないか、とのことでした。

確かにありそうな話です。

その真偽のほどは確かではありませんが、
C社さんが、海外に負けじと、むき出しのグラスウールを使っていることが分かりました。

C値ってなに?

息子はどうやら『か行』が苦手なようです。

保育園のお散歩コースの池に、カメがたくさんいるらしいのですが、
『カメ!』と言えず、『メメ!』と言っています。
『メメ?』と聞くと、違う、と首を横にふるので、
本人は、『カメ!』と言っているつもりのようです。

同じく『カバくん』は『パバぷん』です。


さて、断熱材についていろいろと勉強していて気になったのが、
『C値』という用語です。

C値というのは、『家の隙間』を表す値で、
日本語でいうと『相当隙間面積』です。

家の延床面積に対する、隙間面積の割合を表す数値で、
 C値=床面積1㎡あたりの隙間面積(㎠)

C値が小さいほど隙間は少なく、気密性が高いことになります。



C値は『気密測定器』という機械を使って測定します。

こちらが気密測定器。
なんだかスピーカーみたいです。

室内をこの機械で減圧した時の、
風量と圧力差を測定して、
C値が算出されるそうですが、

どんな感じで測定するのかとか、
具体的な計算方法はママには分かりません。



C値が小さい=隙間が少ない ほど、

 ・熱損失が少ない →冷暖房効率がよい
 ・壁内結露が生じにくい →家が傷みにくく、長持ちする

ということで、C値は小さいに越したことはないです。

どのくらい小さい値ならよいかというのは難しいですが、
一つの目安としては、
1999年に建設省が改正した断熱化基準の『次世代省エネ基準』では、
 
 寒冷地 2.0以下
 その他 5.0以下

が基準となっています。
ちなみに、寒冷地というのは、北海道、青森県、岩手県、秋田県。

家の隙間というのは目に見えるものではないので、
(見て分かるような隙間があったら大変です)
C値を測定しないと分からないのですが、
測定するには測定費用がかかります。

業者にもよりますが、5万円〜という感じです。

では、5万円を払ってC値を測定してもらう必要があるのか?というと、

融資関係で『次世代省エネ基準』をクリアしている証明が必要な場合には
測定する必要があるでしょうが、

そうでなければ、敢えて測定する必要はなさそう、とママは思います。

測定の仕方によっても値がかなりブレるようですし、
数値自体でどうのこうの言うよりも、
信頼できる施工会社に、しっかりと施工してもらうことが一番大事そうです。

2014年5月17日土曜日

高性能グラスウールってなに?

今月に入って、『パパバイバイ』と言えるようになった息子。
ついに二語文デビューです。

一度言えるようになるとはやいもので、
毎日帰りの電車を降りると、『でんしゃバイバイ』と言ったり、
『ぞうさんいた!』と言ったり、
少しずつお話が上手になってきました。


今回は、『グラスウールってなに?』でおあずけにした、
高性能グラスウールのお話です。

世の中のグラスウールの表記を見ると、
『グラスウール24K』のように書いてあるのですが、
この『K』というのは、グラスウールの性能を表す単位です。

数値はそのグラスウールの『密度(kg/㎡)』で、
たとえば"24K"は、"密度24kg/㎡のグラスウール"ということです。

いろいろな密度のグラスウールが製品化されていて、
それぞれの密度ごとの性能(熱伝導率)はこちらにまとめられています。
この表を見ても分かる通り、
密度が高いほど、つまり、"●K"の数値が大きいほど、断熱性能がよい、
ということになります。

"ガラス繊維の密度が低い方が、空気をたくさん含んでいて熱を伝えにくいのでは"
と思ってしまいそうですが、
空気が断熱性能を発揮するためには、『静止した空気』であることが大事なので、
グラスウールの密度が低いと、隙間が多くて空気が対流しやすくなってしまうのです。
密度が高いほど、空気が動きにくいので、断熱性能が高くなるのです。

最近では、『高性能グラスウール』というのもあります。

ただの『グラスウール』と何が違うかというと、
ガラス繊維の太さが違います。
高性能グラスウールは、ガラス繊維が細く、
その太さは"ただのグラスウール"の半分程度です。

何が『高性能』かというと、
同じ密度の"ただのグラスウール"と比較して、断熱性能が良いのです。

なぜ断熱性能が良いかというと、
ガラス繊維がより細いので、繊維の間に、
空気をより動かない状態でキープできるから、です。

『高性能グラスウール』の単位は"K"ではなく、"KHG"みたいです。
"HG"は"高性能グラスウール"を意味しているので、
別に単位は同じ"K"でよいのではないかとママは思いますが…。

高性能グラスウール16KHG(密度16kg/㎡)の断熱性能は、
(ただの)グラスウール24K(密度24kg/㎡)の断熱性能と同じです。

同じ性能で、どのくらい価格が違うのか気になって調べたのですが、
グラスウール製品にはバリエーションがありすぎて、
一概に比較できず、よく分かりませんでした…。

ただ、グラスウールメーカーの製品一覧を見ていると、
ほとんどが"高性能グラスウール"と書いてあって、
最近は、高性能グラスウールが一般的に使われているのでは…
とママは感じました。

グラスウール業界での、高性能グラスウールのシェアが気になりましたが、
ママ調査では分かりませんでした。

いろいろ調べた結果、高性能うんぬんよりも、
 グラスウールは施工が命
とママは思いました。

グラスウールってなに?

今週、保育園で避難訓練をした息子。
消防士さんも参加の本格的(?)な訓練だったそうで、
普段と違う雰囲気に緊張した面持ちでお行儀よくしていたそうです。

消防署のクリアファイルをもらって嬉しそうに
『しょーぼーしゃ、しょーぼーしゃ』と言っていました。

色々な経験をさせてもらえて、保育園に感謝感謝です。


さて、前回おあずけにしたグラスウールの勉強です。

グラスウールというのは、
短いガラス繊維が束になった、
綿状の素材。

こちらの写真はWikipediaから拝借。

なぜ黄色いかというと、繊維を繋ぐ接着剤が、
熱されると黄色くなる性質だから、だそうです。

原料はリサイクルガラス。
リサイクルガラスを溶かして、繊維化してあります。

これが何故断熱材になるかというと、
細かい繊維が絡み合う隙間に、空気を閉じ込めているためです。

『断熱材』で空気は熱を伝えにくい、と勉強しましたが、
熱伝導率が低い空気を閉じ込めているために、
グラスウールは断熱機能を持っているのです。

"別にグラスウールを入れなくても、壁の中に空気があるじゃない"
と思えてしまうのですが、

空気の断熱性能は、空気が動かない状態でないと発揮されません。

空気が動いてしまったら、他へ熱が逃げてしまいます。
なので、壁の中の空気を動かない状態にする必要があって、
そのためのグラスウール、ということです。

グラスウールの、日本での住宅用断熱材のシェアは52%。
日本で一番使われている断熱材です。

でも、『断熱材』で書いた通り、
グラスウールの断熱性能が一番優れているわけではありません。
性能だけでいうなら、ウレタンフォームの方が優秀です。

性能が一番良いわけではないのに、一番使われている理由は、
コストパフォーマンスがよいから、です。

ウレタンフォームのコストは、グラスウールの約3倍。
でも、断熱性能が3倍も優れているわけではありません。

同じ快適さ(断熱性能)を得るのに一番安いのがグラスウール、
ということで、グラスウールが最も使われているのです。


でも、グラスウールも万能ではなくて、最大の注意点は、
 隙間なく敷き詰められていることがとても大事
という点です。

正しく施工されず、隙間があったりするとどうなるかというと、

1.断熱性能が十分に発揮されない
隙間があればそこから熱が移動しますので、
断熱性能が損なわれてしまいます。

2.壁内結露が生じうる
施工時に隙間があると、そこに水蒸気が入り込んで、
壁の中で結露が生じて、腐敗菌を繁殖させたりします。

同じ素材を使っていても、施工の仕方次第で、
断熱性能は全く変わってきます。
でも、断熱材は壁の中ですから、見えない部分なので、
後から確認しようにも確認できません。
信頼できる職人さんに施工してもらわないといけませんね。

ちなみに、経年劣化については、
経年劣化しにくいという説と、するという説と、諸説氾濫していて、
素人にはどの情報が正しいのか判断しかねるのですが、
客観的に情報を整理すると、

正しく施工すれば、他の断熱材と比較して経年劣化しやすいということはなさそう、

とママは思います。

長くなってしまったので、高性能グラスウールについてはまた次回。

2014年5月16日金曜日

断熱材

1歳の息子が時々、オムツやズボンを自分で履こうと
頑張って引っ張りあげようとしています。
まだまだうまくいきませんが、頑張っている姿がかわいいです。

自分でお着替えできるようになる日が待ち遠しいママです…。

でもきっと、気付いたら、自分でお着替えできなかった頃はかわいかった…
と、懐かしんでいるんでしょうが。


さて、今日は断熱材についてのママなりのお勉強のまとめです。

『断熱』が大事なのはよく分かるのですが、
実際何で断熱しているのか、今まで全く知りませんでした。

でも何千万円もかけて家を建てるのに、
何にお金を払っているのか分からないのは嫌なので、
いろいろ調べてみました。

1.断熱材はなぜ必要か?

『断熱』が何のために必要かというと、

 室内の温度を一定に保つ  

ということが最大の目的です。

夏は、エアコンで冷えた室内を冷たいままに、
冬は、暖房で暖めた室内を暖かいままに保つことで、
冷暖房効率もあがり、省エネにもなります。

2.断熱材の種類

断熱材にも色々な種類があります。
その性能を比較するために使うのが『熱伝導率』です。

『熱伝導率』とは、熱の伝えやすさを表す数値で、
値が小さいほど熱を伝えにくい、という意味です。
つまり、熱伝導率が小さいほど、断熱性能が高い、ということです。

たとえば、身近なものでは、

 空気  0.0241 
 木材  0.12
 ガラス 0.55
 鉄   83.5

です。
鉄に比べると木もガラスも値は小さいですが、
木とガラスで比較すると、ガラスは木の4倍以上熱を伝えやすいのです。
だから、冬の窓ガラスは冷たいのですね。

そして、熱伝導率を見ても分かる通り、『空気』はとても熱を伝えにくいです。
だから、ダウンジャケットや羽毛布団は暖かいのです。
羽毛の間に空気の層があるために、外の冷気の低い温度を伝えることなく、
中の暖かさをキープしてくれるのです。

主な断熱材の熱伝導率は、

 吹付ウレタンフォーム  0.022
 高性能グラスウール24K 0.036
 グラスウール24K    0.038
 セルロースファイバー  0.040
 ロックウール      0.044

密度や厚みによっても違ってくるので、
あとコストとの兼ね合いで、何をどれだけ使うかを決めるわけですが、
一般的には『グラスウール』が主流のようです。

こちらのサイトに、それぞれの素材の違いが写真付きで載っているので、
ご興味ある方はご覧下さい。

グラスウールについてのまとめをこのまま続けると長くなるので、
また次回。

2014年5月2日金曜日

魔法瓶てすごい!

"いただきます"のお手てパチンは前から得意だった息子が、
"ごちそうさま"のお手てパチンもちゃんとできるようになりました。

食事が終わると、
『◎△※□…た!』(息子なりの『ごちそうさまでした』)
と言いながら小さい両手をパチンと合わせています。

日々進化中の息子です。


『輻射熱』の勉強をしていて、
今まで知らなかった魔法瓶のすごさをはじめて知りました。

『タイガー魔法瓶』のホームページに詳しく説明されていますが、
かみくだいて簡単に魔法瓶のすごさをお伝えします。

『輻射熱ってなに?』で書いた通り、熱の移動には3種類あります。

魔法瓶は、中に入れたモノの温度を保たないといけないので、
熱が移動しないように工夫してあります。

まずは、『Low-Eガラスってなに?』で『魔法瓶にも使われている』とご紹介した、
"真空"による断熱。

容器を二重壁にして、間を真空にすることで、
熱の移動のうち、『伝導』と『対流』を防ぐことができます。

『伝導』は物質どうしが直接接していないと熱が移動しないので、
空気の分子すら存在しない"真空"なら熱伝導はおきません。

『対流』は、気体の流れによって熱が移動する現象なので、
気体が存在しない"真空"なら対流はおきません。

しかし、『輻射(放射)』による熱の移動は、遠赤外線によるものなので、
たとえ真空であっても熱が移動していきます。

そこで、タイガー魔法瓶では、間に薄い銅などを挟むことで、
熱の放射を反射させているそうです。



こちら、タイガー魔法瓶のHPからの拝借です。

Low-Eガラスの技術と同じ理論ですね。
この3つの熱の移動を防ぐことで、魔法瓶は最高の断熱技術を実現しています。
まさに、"魔法"瓶ですね。

魔法瓶はママが子供の頃からありましたし、
さしてモノ珍しいものでもありませんが、
そのすごさを改めて知りました。

技術やしくみはとても単純明快ですが、
なるほどー、と感心してしまったママでした。

この断熱理論をもとに、うなぎの寝床の断熱も考えていけばよいのですが、
家となると話はこんなに単純ではありません…。

輻射熱ってなに?

最近、息子の『トトロリクエスト』がすごいです。
『トトロー、トトロー』と言いながら、
リモコンをパパママの手に握らせてきます。

トトロをつけないと、とても悲壮な表情をするので、
つい根負けして『となりのトトロ』をつけてあげてしまい、
我が家のテレビは始終トトロにジャックされています…。


さて、今住んでいる賃貸マンションには床暖房がついています。
今のマンションがパパママにとって初めての床暖房でしたが、
パパもママもすっかり床暖房のとりこになりました。

冬は一度もエアコンをつけず、床暖房だけで過ごしています。

エアコンのような空気の対流がないので、ホコリも舞わないですし、
乾燥しないですし、とにかく過ごしやすいです。

新居にも床暖房は必須!と決めているのですが、
床暖房にも色々種類があるので調べていると、
床暖房のキーワードとして『輻射熱』がよく出てきます。

これまでにお話した設計士さんたちからも、
なにかにつけて『輻射熱』の話がよく出てきました。

『輻射熱』と言うだけで"なんか良さそう"と思わせるような、
マジカルワードとして一人歩きしている感じです。

パパもママも熱力学は専門でないので、色々調べていると、
相変わらずネットにはいろんな情報が氾濫していて、
『温水式床暖房は輻射熱』とか、
『床暖房は輻射熱ではない』とか、
『ホットカーベットも輻射熱だ』とか、
訳が分からないので、落ち着いてママなりにまとめてみました。


熱は高い方から低い方へ移動します。
その『熱の移動』には3種類ありまして、
 1.伝導型:2つの物体が直接接して、熱が移動
 2.対流型:空気に熱がのって移動
 3.輻射型:遠赤外線によって熱が移動(物体や空気などの媒体が必要ない)

たとえば、
 湯たんぽやホッカイロは伝導型熱移動
 エアコンやドライヤーは対流型熱移動
 床暖房は、床に接している足やお尻が暖かいのは伝導型熱移動で、
      体全体が暖かいのは輻射型熱移動

というわけで、一つの暖房機器でも、
色々な熱の伝わり方をするものもあるので、
輻射熱かそうじゃないかというのは単純な話ではないのです。

ホットカーペットは、主に『伝導型熱移動』ですが、
一応熱を発しているので部屋全体を暖める『輻射型熱移動』も若干はあるのでしょう。
ただ、壁などまであたためるほどの威力はないので、
『輻射熱による暖房機器』とまではいえません。

床暖房は、"床を暖める"という点ではホットカーペットと同じですが、
壁や家具などまで暖めることができるので、
あたたまった壁や家具からじんわり出てくる輻射熱により部屋全体が暖まります。

ようやく頭の中がスッキリしました。

ちなみに、壁などを輻射熱で暖めても、
気密性の低い家では熱が外へ逃げてしまいます。
輻射熱暖房が有効なのは気密性の高い家、というわけです。


本当は床暖房の種類についてまとめたかったのですが、
それはまた次回に。

2014年4月24日木曜日

Low-Eガラスってなに?

息子にタオルを渡して、「お口ふいて」と言ったら、
ちゃんとタオルでコシコシとお口をふいてました。

『ダンボ』の絵本で、ダンボが洗われている場面で「ゴシゴシ」と言うと、
息子は自分で手をゴシゴシ洗うマネをしていました。

少しずつ言葉を理解するようになってきた息子に成長を感じて、
意思疎通がとれるようになってきて嬉しいママでした。


『RC見積り試行錯誤』でLow-Eペアガラスの話が少しでたので、
窓ガラスについてママが勉強したことをまとめておきます。

■ペアガラスはなぜ必要?
光や風をとりこむために、家にとって窓は大事ですが、
窓ガラスには欠点があって、とても熱を伝えやすいのです。

せっかく部屋を暖めても、窓ガラスから熱がどんどん逃げてしまうのですが、
かといって窓を作らないわけにはいかないので、
そこで開発されたのが『ペアガラス』です。

■ペアガラスのしくみ
2枚のガラス板の間に、空間を設けることで、断熱効果を高めています。
一般的には、空間の厚みは6mmですが、
空間が厚いほど断熱効果は高く、
中間層厚12mmというペアガラスもあります。

2枚のガラス板の間には何が入っているかというと、
 1.乾燥空気
 2.アルゴンガス
 3.真空
のどれかです。

1.乾燥空気
かつては乾燥空気が一般的でした。
なぜ『乾燥空気』かというと、内部結露を防ぐためです。
乾燥空気のペアガラスでも、普通のガラスと比べると、
約2倍の断熱効果があるそうです。

2.アルゴンガス
『真空』がまだ技術的に難しかった頃、
乾燥空気よりは熱を伝えにくい気体として使われたのが『アルゴンガス』です。
乾燥空気と比べて、1.5倍も熱を伝えにくく、
かつ、万が一漏れても安全な気体です。

3.真空
本当は、『真空』がベストです。
真空は熱を伝えないので、魔法瓶にも使われている断熱技術です。
ペアガラスの間を真空にするのは技術的に難しかったのですが、
今では真空ペアガラスも開発されて、販売しているメーカーもあります。

最近では『アルゴンガス+真空』のトリプルガラスなんかも発売されています。

■Low-Eガラス
最近よく耳にする『Low-Eガラス』。
Low-Eとは何かと言うと、『Low Emissivity(低放射)』の意味です。
『放射』による熱の伝達を低く抑えることで、
ただのペアガラスと比べて、断熱性能がより高くなっています。

■Low-Eガラスのしくみ
Low-Eガラスというのは、普通のガラスの片側に、
とても薄い特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことです。
ペアガラスでいうと、内側表面(ガラスとガラスの間の空間側)に金属膜がきます。

■Low-Eガラスの種類
ペアガラスのうち、Low-Eガラスを室内側と室外側のどちらに用いるかで、
Low-Eガラスには2種類あります。

1.高断熱ペアガラス:Low-Eガラスが室内側



左図の青が普通のガラスで、
紫がLow-Eガラスの金属膜コーティングです。

室内側にLow-Eガラスを使用することで、
冬に、窓から逃げる熱が大幅に減り、
暖房効率が上がります。

断熱性能は、一枚ガラスの約3.2倍、
ただのペアガラスの約1.5倍だそうです。



2.遮熱高断熱ペアガラス:Low-Eガラスが室外側



逆に、室外側にLow-Eガラスを使用すると、
窓から入ってくる強い日差しを和らげてくれます(遮熱)。

遮熱性能は、一枚ガラスの約5倍、
ただのペアガラスの約3倍だそうです。

断熱性能は、高断熱ペアガラスと同等のようです。





この2種類を、建物の立地環境や、部屋の向きによって使い分けることになります。
たとえば、強い西日が差し込む部屋には遮熱高断熱ペアガラスが向いていますが、
むしろ日差しを取り入れたい部屋には、高断熱ペアガラスの方がよいですね。


なるほど、窓も奥が深いです。

家の新築を検討し始めて、はじめて知りましたが、
サッシって高いんですよね。
その上、窓の性能は住み心地にも直結するので、
よーく吟味した方がよさそうです。