2015年11月14日土曜日

現場見学②(2階、3階)

ちょっと前までボタンは自分ではかけられなかった3歳の息子。

子供の服でボタンというのもあんまりないので、
できるようになったかどうか知る機会もなかったのですが、

最近寒くなってきて、
前がボタンの上着を着るようになったら、

『じぶんでやるのー』
と言って、おもむろにボタンをかけはじめ、

すごく真剣な顔をして、無言で、
ちょっとずつちょっとずつボタンを動かして通して、

一人でボタンをかけることができたのです!

脱ぐ時も自分でボタンをはずすことができて、
手先の成長ぶりに感動したママでした。


さて現場見学の報告の続きです。
まだ1階〜2階への木製階段はできていないので、
はしごで2階まで上がりました。

前回は1階で待機だった息子も、
今回はパパにおんぶしてもらって2階へ上がりました。

2階へあがると、


じゃじゃーん!

すでにサッシが取り付けられていました!

感動です。

こちらは、リビング南側の開口です。

実は網入りガラスですが、
遠目に見ると全然気になりません。



こちらは2階北側のキッチン脇の、
バルコニーへの勝手口です。

なかなか開放的で気持ちいいです。

北側は道路なのですが、
バルコニーにルーバーがつくので、
ルーバーが目隠しになって外からは見えないので、
すりガラスにはしませんでした。

この写真の、右側にキッチンがきます。



そして3階に上がると、

3階ももうサッシが取り付けられています。

こちらは真ん中の個室。
3部屋の中で、一番眺めがいまいちと思われていたのですが、
隣家がうちより低いこともあって、
意外と遠くまで眺められて、思いの外気持ちのよい空間になっていました。



既製サッシを2つ並べた連窓なのですが、
実はその間が少しだけあいていて、
その隙間を、クロスにするか、塗装にするか、と色々検討したのですが、
経年劣化とか見た目とか色々考えて、
結局、サッシと同じようなアルミの枠をはめ込んでもらいました。
これがコスト的には一番高いのですが、
高いといってもほんの隙間を埋めるだけのものなのでしれてますし、
出来上がりをみると、本当につながってるみたいですし、
これはアルミ枠にして正解でした。


こちら3階北側の窓から
バルコニーをみたところ。

バルコニーももうFRP防水されていました。
先日も書きましたが、狭いです。。

建築面積に含まれない範囲内では
これが最大なので仕方ないのですが、
狭いです。




減額のためにウッドデッキにはしないことにしてますが、
これだけの幅なら、なおさらウッドデッキにしなくてよかったです。



こちらは3階への階段をのぼりきったところの、
西側の壁の窓です。
ハイサイド窓とこれと、
2パターンを設計事務所さんが考えて下さって、

ハイサイドだと開け閉めしづらいので、
こちらにしました。

遠目にみるとなんてことない窓なのですが、

実は、ものすごく粋なはからいが施されていて、


近づいてみると、、
分かりますでしょうか?

サッシまわりを、薄い板で囲って、
サッシが見える部分を極力減らして、
サッシの存在感をおさえてくれているのです!

これには感動しました。



設計事務所さんの指示だそうで、
工務店さんも、ここまで細部にこだわることに感心していらして、
自社設計の物件でも取り入れようかな、とお話されてました。

実際に施工するのは工務店さんなので、
手間が増えてしまうのは申し訳ないのですが、
こういった小さな一手間の積み重ねで、
家のデザインが洗練されていくんでしょうか。

これからの工程は今まで以上にデザインに影響する部分が増えてくるので、
設計事務所さんのどんなこだわりが見られるのか、
とても楽しみなパパママです。
そして、細かい指示通りに丁寧につくりあげていって下さる職人さんたちに
感謝感謝です。

今回はじめて3階まであがった3歳の息子。
2階から3階へは鉄骨階段を自分でのぼっていったのですが、
蹴上げがぬけていて下が見えるので怖がるかな、と思いきや、
ママの心配をよそに、えらい階段を気に入って、
『またおりるの!』
『またのぼるの!』
と言って、何度も何度も階段を一緒に昇り降りさせられたママでした。。

パパママもお気に入りの鉄骨階段、息子にも気に入ってもらえて何よりです。

現場見学②(1階)

最近なにかと自分なりのこだわりを主張する3歳の息子。

晴れの日の朝、靴はいといてねー、と言って先に玄関へ行かせると、
自分でなぜか長靴を出してきてはいていたり、

雨の日に、なぜか『きょうはさんだるにするのー』と言って、
サンダルをはいて、傘をさしてでかけたり、

歩きと電車だけのおでかけで、自転車には乗らないと分かっているのに、
『へるめっとかぶるのー』
と言ってきかず、ヘルメットをかぶって電車に乗ったり、

3歳児の発想の自由さがとても楽しい今日この頃です。
ちぐはぐなのに、3歳児がやってるとかわいくて許されるのは、
子供の特権ですね。


そのお気に入りのヘルメットをかぶって、
先週末、2回目の現場見学に行ってきました!

今回も日曜日でしたので、工事はお休みでした。
約1ヶ月ぶりの現場見学でしたが、
その間は断熱工事などやや地味な工事が多かったようで、
劇的な変化!というほどではありませんが、
それでも普段見に行けないパパママにとっては感動の進捗でした。

まず1階から。




ついに!
ユニットバスが入っていました!

茶色く見えているところは養生されているだけで、
実際の色は茶色ではありません。

浴槽はワクワクする大きさです。

TOTOのサザナシリーズですが、
この浴槽に惹かれて決めたようなものです。


シャワーはTOTOの既製のエアインシャワーです。

シャワーヘッドもシンプルでスッとしていて、
割と気に入っているので、
これはこのまま採用しました。


右手前に養生されているのが、タオルバー。
以前に紹介した、
フォンテトレーディングのタオルバーです。
養生の合間からチラ見したところ、
めちゃめちゃカッコいいです!


やっぱりこだわってよかったです。



防水の問題で、ユニットバスにあとから何かを取り付けるのはやめた方がよいそうで、
でもTOTOの既製のタオルバーはどうにもしっくりこなくて、
工務店さんに相談したら、ユニットバスを設置する前につけるのであれば、
防水面でも問題ないですよ、ということだったので、
事前にタオルバーを購入して取り付けをお願いしていたのです。

これはやって正解でした。


こちらは1階ガレージの壁。

壁に敷き詰められている白いのが断熱材、

手前に貼られている透明のシートが、
調湿気密シート。

どちらも一見地味ですが、
実際の住みやすさに直結する、
縁の下の力持ちたちです。

ところどころに貼ってある、黒いテープ。
なんだろうと思って聞くと、
シートの張り合わせ部分や、ダクトのまわりなど、
気密性が落ちそうなところに貼って、気密性をより高めているのだそうです。

こういった細かい努力の積み重ねが、住み心地をよくしてくれるんだと思います。

工程としては、内側と並行して外壁も下地から作業がはじまっているそうです。


1階に、もうガルバニウムが搬入されていました。
裏側なので雰囲気分かりづらいですが、
端っこの折返しのところの、
黒っぽい色が実際の色です。

ガルバニウムの左側に見えている材木は、
下地に使う、腐らない材木だそうです。

では2階、3階はまたのちほど。

2015年11月2日月曜日

断熱工事など

先週、ママの学会に付き添ってくれた3歳の息子。

何度もいろんな学会会場の託児所に預けられたことがある息子は、
いつも最初は泣くものの、すぐに馴染んで遊び出す、
という感じなので、今回もきっと朝は涙の別れだろう、
と思いきや、

口をへの字にしてやや不服そうな顔をしつつも、全く泣かず、
どうやら一生懸命我慢していた様子で、
成長っぷりに感動したママでした。

新幹線での移動なので帰りは夜になってしまい、
新幹線の中で晩ご飯を食べ、終始ご機嫌で一睡もせず、

案の定、最寄り駅に着くと、
『つかれちゃったのー ねむくなっちゃったのー』
と座り込んでしまい、

それでも、なんとか励まして歩きだしたものの、
家まであとちょっと、というところで座り込み、
『だっこー だっこー』
とせがまれ、
もはやタクシーが通る場所でもなく、なんとか工夫して、
16kgを抱っこしながらトランクを引っ張るという偉業を成し遂げたママでした。。

ところが、家に着くと、眠いはずの息子は、
最近ハマっているジブリの『ポニョ』を見始め、

ママが歯ブラシを渡すと、
『ごはんはー?』
と聞いてくる始末で、、

3歳児の食欲にたまげたママでした。
さすがに遅かったのでリクエストにはこたえませんでしたが。。


ママがなんやかんや忙しい間も、
職人さんたちが着々と工事を進めてくれているうなぎの寝床。

最近の工事写真が先日送られてきましたが、
先月はわりと地味(だけど重要)な工程が多く、




屋根のFRP防水



とか、








ユニットバスの断熱


や、






基礎の断熱塗料に防蟻処理 など、

10月上旬の工事写真はマニアックなものばかりでした。

でも、住み心地に直結する大事な工程なので、
こういう部分をきっちり施工して下さると、
施主としてはとても安心です。

同じ断熱材でも、充填の仕方で機能は全然違ってくるそうなので、
写真に残せるくらい丁寧に施工してもらえているというのは何よりです。

先日頂いた工程表からすると、
もうサッシなどが搬入されているはずなので、
そろそろ見た目にも分かりやすい変化がでてくるはずです。

今月また現場を見学させてもらえることになっているので、
楽しみ楽しみなパパママです。

2015年10月31日土曜日

レンジフードの色決定!

何かにひっかけたのか、手の甲に小さなキズができた3歳の息子。
お風呂に入ってしみたのか、

『ここちょっといたくなっちゃったのー あとでひやすー』

と言うので、ママがそこを握って、
『いたいのいたいの とんでけー』
と言ってあげると、

今までは『とんでったー♪』とか、すぐご機嫌になっていたのですが、
なんと、昨日は、

『とんでかないよー』

と冷静に返されてしまいました。。

『おふろにいれてもとれないよー』

とその後も一人でぶつぶつ言っていましたが、
子供騙しがきかなくなってきたことを痛感した衝撃の瞬間でした。


最近めっきり更新が滞っていたのは、
工事が進んでいなかったわけではなく、
ママが異様に忙しかっただけでして、
うなぎの寝床の方は着々と進んでおります。

電気設備関係やコンセントの位置などの細かい確認を
設計事務所さんとやりとりするのと並行して、
キッチンの最終確認がようやく完了しました。

結局、ちょこちょこと細かい変更で当初より少し増額になりました。
背面の収納の上下収納の間の壁は当初クロスだったのですが、
やっぱりキッチンまわりなので汚れの心配もあり、
キッチンパネルに変更したりとか、
致し方のない増額ばかりなので、まぁ仕方ないですね。

最後の最後まで迷っていたレンジフードの色は、
結局、ブラックにすることにしました。



こちらアリアフィーナのサイドフェデリカの
テクスチャーブラックです。

ブラックの方が質感がマットで、
汚れも目立ちにくそうだし、
デザイン的にも好きなのですが、

設計事務所さんは、当初はシルバーを推していたので、迷っていたのです。
キッチンが黒っぽいので、レンジフードまで黒いと重すぎないか、
ビスがシルバーなのが目立つ(写真の左上に小さく見えるネジ)、
というのが設計事務所さんのご意見で、

重くなるというのは分からなくもないものの、
ビスはほとんど天井近くだしうちらは気にしないし、
と思って迷っていたのですが、

キッチンについての最後の打合せの時には、
『どちらでも好みでよいと思いますよ』
と、思いの外シルバーにこだわっているわけではなさそうでしたので、
のちのち後悔しないよう、初心貫徹でブラックにすることにしました。

ちなみに、シルバーよりブラックの方が定価で11,800円安く、
キッチンの価格としてはその分で6000円安くなりました。
(定価より安く仕入れてくれているので、値下げ幅も少なくなります。)

値段で決めたわけではないのですが、
増額続きだと少しの減額も嬉しいですね。

というわけで、キッチンの最終見積書ができあがり、
キッチンは施主支給とさせてもらえることになっているので、
請求書がついに届きました〜。

一歩一歩前進中のうなぎの寝床です。

2015年10月10日土曜日

ガレージ床のタイル

3歳の息子の遠足の行き先は、
“こども図書館”
というやや渋いコースでした。

動物園が近すぎて、普段のお散歩で行けてしまうので、
先生も行き先に悩むのかもしれません。

実はママは行ったことがあって、
こども向け図書館なのですが、立派で広くて、
確かに結構楽しめる場所です。

うちの息子は、たくさんの絵本の中から、
大好きな馴染みの絵本を見つけたらしく、
部屋のど真ん中のイスに座って、熱唱していたそうです。。

それを先生から聞いたママは、
図書館で熱唱とかひんしゅくだったのでは、、
とヒヤヒヤしたのですが、
こども図書館なだけあって、OKな雰囲気だったそうです。


先週末の現場見学の後は、
何度目か分かりませんがまたサンワカンパニーのショールームへ行ってきました。
今回のお目当ては“タイル”です。

ガレージの床は、当初土間コンの予定にしていましたが、
やっぱり後々のクラックなどが気になって、

ガレージの床はタイルにする方が、
土間コンよりヒビ割れもしにくいし、
意匠面ではグッとグレードアップするし、

もちろんコストはタイル分アップしますが、
他の仕様変更とかで一部減額になるところもでてきたので、
タイルを積極的に検討しはじめたのです。

もともとタイルはフォンテトレーディングさんのを使う予定でしたが、
濡れた時に滑らないか気になって、
ショールームでタイルを水で濡らさせてもらって検証してきました。
やっぱり濡れると若干滑るのですが、
かといって、滑り止めつきの“アンチスリップ”タイルはデザイン的にいまいちで、
どうしたものかと思い、

パパがいろいろ調べた結果見つけたのが、
サンワカンパニーの“ベランダ”シリーズです。


海外の車のショールームで使われているそうで、
耐久性は問題ないようです。

色もいろいろ展開があって、
こちらが“スチール”という色で、


こちらが“ガンメタル”。

濡らしてみても割と滑りにくく、気に入りました。

しかも値段がタイルとしてはかなりお安く、
さすがサンワカンパニー。



サイズは大きいと割れやすいので、300角にします。

問題は色で、この2色のどちらにするか、
設計事務所さんに相談中です。

いいタイルが見つかってよかったです。

現場見学①(2階、3階)

遠足から帰ってきた息子にお弁当の感想をきくと、
『ちょっとおおくてうれしかったー』
と、ご満悦でした。

リクエストの“ぶどうのおにぎり”が入ってなかったことについては、
特に不平不満をもらしていなかったので、ママも一安心です。


さあ、うなぎの寝床の2階初公開!
工務店さんが準備して下さったヘルメットをかぶって、
2階へ潜入です。

リビングの南側の大開口はこんな感じです。
シートでよく見えませんが、
目の前に緑が広がっているので、
とても気持ちいいです。


2階の北側、キッチン側をみるとこんな感じです。
先日搬入された鉄骨階段が美しいです。
わりとなだらかな階段です。

奥に見えているのはバルコニーへのドアです。

構造的にまだ強度が不十分なのだそうで、
まだ斜めの支えが入ってますが、これは後々はずれます。


こちら天井の金属金物。

一般的には金色っぽいものが使われているそうなのですが、
この銀色の金物はより劣化しにくいタイプだそうです。
金物の名前も教えて下さったのですが、
忘れてしまいました。。


鉄骨階段を実際にのぼって、いよいよ3階です。

3階の真ん中の部屋からの眺め。
意外とぬけていて、気持ち良さそうです。





この後、屋根の上も見せて頂きました。
防水のFRPとトップコートが既に塗られておりました。
FRPは透明で、トップコートがグレーなんですね。
ママは今までトップコートの色をFRPと勘違いしていました。

トップコートを何年かごとに塗り替えると、
FRPが劣化せずにすむそうです。

足場によじ登ってのぞき込んでいたので、
さすがに手がはなせず、屋根の写真はとれませんでした。。

現場をじっくり見学させて頂き、
ますます竣工が楽しみになってきたパパママです。

現場見学①(1階)

今週、人生初遠足に行った3歳の息子。

お弁当をどのくらい持たせたらよいものやら、
よく連絡帳に『おかわり×3』とか書かれてるから、
子供用のお弁当箱では足りないかしら、
とママは大変悩みました。

多ければ残すだろう、と、
大は小をかねる作戦で、
子供用のお弁当箱は2段ともおかずで、
おにぎりを別添えにすることにしました。

おかずは、
出し巻卵、タコさんウインナー、うずらの卵、
とんかつ、ミニトマト、お芋、人参
と、3歳児とは思えない盛りだくさんのお弁当でしたが、

案の定、キレイに完食してきました。。
保育園の先生もビックリの、3歳の息子の食欲でした。


先週末、工務店さんが現場を案内して下さいました。
はじめて2階、3階に上がれるということで、
パパママはわくわくして現場へ向かいました。

安全にとても配慮している工務店さんなので、
雨の場合は危ないから中止、という予定だったのですが、
幸いお天気にも恵まれて、思う存分見学できました。



まずは1階から。
立ち上がりの部分と、壁よりの床に塗ってある
グレーの塗料は、『断熱塗料』だそうです。
これで外周を1mずつ覆うことで、
基礎の断熱を補うそうです。



こちらは1階奥の洗面室。
天井高をかせぐために、
床は地面レベルよりも低いそうです。

なので、大雨で配管が逆流しないように、
ちゃんと勾配をつけているそうで、
工事中の大雨の後に、逆流していないことを確認して、
写真も残してくれているそうです。


こちらの緑色の部材は、
防水のためのものだそうです。

長いのはサッシまわり、
丸い穴があいているのは配管まわりに取り付けることで、
防水機能がアップするのだそうです。

こういうのは、家が出来上がってしまえば、
見た目には全く分からないので、
省略する工務店さんも中にはあるようですが、
家の耐久性のためには大事なものなんだそうです。


ちなみに、狭小地なので、
隣地との境界は最小限です。
知ってはいましたが、実際に見ると、
本当に狭いですね。。
まぁ東京ではどこもこんな感じですが。

一応、ここにも室外機を一台置く予定です。

こちらは西側。
東側よりもう少し狭いです。

あまりに狭いので、
ショートサーキットを懸念して、
こちら側には室外機を置かないことになりました。

写真に映りこんでいる青いヘルメットは、
自分のヘルメット持参で参加した3歳の息子です。

長くなってしまったので、2階、3階はまたのちほど。