2014年4月17日木曜日

お風呂は在来工法かユニットか

新しい保育園に通うようになってから、
朝、ママにバイバイをしてくれなかった息子ですが、
今朝はじめてバイバイをしてくれました。

息子のバイバイで、1日頑張る元気が出るママです。

ちなみに、バイバイしないのは、
息子なりにママとのお別れに抵抗していたようです。
『バイバイしたらお別れを認めたことになってしまう』と思って、
泣かないまでも、自らバイバイはするまい、としていたようです。

ママにバイバイする余裕が出てきたくらい、
新しい保育園にもなじんだということですね。


さて、戸建ての場合、お風呂を在来工法にするかユニットバスにするか、
という選択肢が出てきます。

当初はママも、そもそも在来工法とユニットバスって??と知識不足でしたので、
色々調べてみました。

まず、『在来工法』とは、浴室の床、壁など各部分を大工さんが現場で仕上げる、
という工法です。
浴室の壁は建物と一体です。

一方、『ユニットバス』とは、浴室の床、壁、天井、浴槽などを工場で生産して、
現場では組み立てるだけ、という工法。
浴室の壁は建物からは独立しています。プレハブが家の中にあるイメージです。

もともとは浴室は在来工法で作るしか方法がありませんでした。
ユニットバスが世界で初めて開発実用化されたのは、なんと日本だそうです。
1964年、東京オリンピックへ向けて、『ホテルニューオータニ』の建設が決まったものの、
工事スケジュールがタイトで、客室の浴室を全て在来工法でつくっていては間に合わない!
というのと、17階建てという当時としては超高層ビルだったために、
在来工法の浴室では重量的に無理があったそうで、
メーカーに浴室のプレハブ化の開発を依頼したそうです。
そして、TOTOのユニットバスがホテルニューオータニに設置されたのが、
世界初のユニットバスの実用化だったそうです。

なんと、全く知りませんでした。
家づくりを通して、いろいろ勉強になります。

工法の違いと歴史は分かったので、その他気になる点をまとめてみます。

■防水性
あらかじめ防水加工を施されているユニットバスの方が防水性は高い。
老朽化や腐蝕により水漏れのリスクがある。

■保温性
ユニットバスは、家の中にプレハブ部屋を置いているようなものなので、
二重構造となっている上に、各部材に断熱描加工が施されていて、
保温性・保湿性が高い。
一方で、在来工法はいわゆるただの『部屋』なので保温性は低い。
床をタイルにすればなおさら冷たい。

■掃除
ユニットバスは、掃除しやすい部材を使っているので、
タイルの目地などにカビが生えやすい在来工法と比べると、
ユニットバスの方が掃除は楽。

■デザイン
在来工法の方が自由に床や壁の材質や水栓金具を選べるので、
一般的には在来工法の方が高級感があると思われている。
が、ユニットバスでも、見た目は在来工法の浴室の様な造りにすることは可能。
(『アルティス ショールーム』参照。)

■コスト
在来工法の方が高いです。
使う部材によってコストはピンキリですので、一概には言えませんが。
ユニットバスでも『アルティス』のようにこだわろうと思うと、
ユニットバスとはいえ何百万にもなります。


というわけで、高級感以外はどこをとってもユニットバスの方が優れているようです。
お風呂は毎日入るものですから、保温性や掃除のしやすさなどもとても大事なので、
ここはヘタに在来工法にこだわらず、ユニットバスにするのが得策なようです。

TOTOの最高級在来工法浴室のスーパーエクセレントバスを見て、
『在来工法カッコいいなー』と言っていたパパも、
『床が冷たいのはいやだし、やっぱりユニットバスかな』と言ってました。

うなぎの寝床のお風呂は、ユニットバスになりそうです。
一つだけですが方針が決まって、一歩前進です。

とはいえ、ユニットバスにも色々なグレード、機能、デザインがあるので、
どんなお風呂になるかはまだまだこれからのお楽しみです。

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