一度は座るものの、すぐに脱出を試みはじめます。
腰回りにクッションを入れていて、
ちょうどよくおさまってあまり身動きもとれないのですが、
クッションのせいで身動きがとりにくいことに気付いてしまい、
まずは自分でクッションをとって、
さらにベルトをすり抜けて、イスの上に立ち上がります。
前にテーブルがついているので、容易には乗り越えられないのですが、
またいで果敢に乗り越えようとします。
とはいえ、ハイチェアなので、乗り越えたら床に落ちてしまいますので、
片足またいだくらいで見かねて、脱走を許さざるを得ず…。
というわけで、子供イスに座らせると目が離せなくなってしまうので、
最近は大人用のイスに座らせてもらえて、ご満悦な様子です。
家づくりをはじめて、初めて存在を知ったモノがいくつかありますが、
そのうちの1つが『調湿気密シート』です。
なんだか聞き慣れない名前です。
名前からして、たぶん"湿度を調節"するんだろうな、とは予測できますが、
『家の中の湿度』ではなく、なんと『壁の中の湿度』を調整するのが、
『調湿気密シート』です。
なぜ壁の中の湿度を調節しないといけないかというと、
壁の中が高湿度状態(湿度80%で5000時間以上)になると、
木材を腐らせる腐朽菌が壁内に繁殖して、
構造木材の強度が低下し、家の耐久性に影響してしまうからです。
つまり、あくまで構造木材のコンディションを維持するためのもので、
住み心地や快適さといった、体感できる違いは特にありません。
とはいえ、せっかく建てる家(木造)を長持ちさせることができるし、
構造木材の腐蝕を防ぐのですきま風が入りにくく、省エネになるので、
はるに越したことはありません。
逆に、絶対使わないといけないものでもありません。
調湿気密シートで有名なのは『デュポン社』の『ザバーン』です。
調湿気密シートはこんな感じのシートで、
原料はポリプロピレン不織布です。
画像はデュポン社のホームページから拝借。
断熱材の室内側にはります。
どうやって壁の中の湿度をコントロールしているかというと、
ポリビニール・アルコールという分子が、
乾燥状態では分子同士が結合しているので、殆ど隙間がなく、水分も空気も通れません。
湿度が高いと水分子と結合するので、
隙間が広がって、湿気(水分)の分子はシートを通過できるようになるのです。
一方、空気は通過できません。
乾燥すると、また元に戻ります。
■夏
夏は、冷房で室内を冷やしすぎると、壁内に結露が発生します。
つまり、壁内が高湿度状態になるので、
調湿気密シートが空気は通さずに、水蒸気のみを通すことで、
壁内の結露を防止します。
■冬
乾燥している冬場は、防湿機能を発揮して、
室内から壁内へ湿気が入るのを防止して、
壁内を常に乾燥状態に保ちます。
『ザバーン』でなくて、一般のシートは、
ただの『防湿気密シート』なので、冬しか機能せず、
夏場は壁内結露が生じてしまいます。
ところが『ザバーン』は、湿気が通るのを防ぐだけでなく、
湿度に応じて通すこともできるので、"可変透湿機能"を持っているのです。
さて、うなぎの寝床には調湿気密シートがはられるでしょうか。
いよいよ明日は、4週間待ちに待ったウルトラKからのプラン提示です。
今から明日の打合せが楽しみです♪
ただの『防湿気密シート』なので、冬しか機能せず、
夏場は壁内結露が生じてしまいます。
ところが『ザバーン』は、湿気が通るのを防ぐだけでなく、
湿度に応じて通すこともできるので、"可変透湿機能"を持っているのです。
さて、うなぎの寝床には調湿気密シートがはられるでしょうか。
いよいよ明日は、4週間待ちに待ったウルトラKからのプラン提示です。
今から明日の打合せが楽しみです♪
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