"ごちそうさま"のお手てパチンもちゃんとできるようになりました。
食事が終わると、
『◎△※□…た!』(息子なりの『ごちそうさまでした』)
と言いながら小さい両手をパチンと合わせています。
日々進化中の息子です。
『輻射熱』の勉強をしていて、
今まで知らなかった魔法瓶のすごさをはじめて知りました。
『タイガー魔法瓶』のホームページに詳しく説明されていますが、
かみくだいて簡単に魔法瓶のすごさをお伝えします。
『輻射熱ってなに?』で書いた通り、熱の移動には3種類あります。
魔法瓶は、中に入れたモノの温度を保たないといけないので、
熱が移動しないように工夫してあります。
まずは、『Low-Eガラスってなに?』で『魔法瓶にも使われている』とご紹介した、
"真空"による断熱。
容器を二重壁にして、間を真空にすることで、
熱の移動のうち、『伝導』と『対流』を防ぐことができます。
『伝導』は物質どうしが直接接していないと熱が移動しないので、
空気の分子すら存在しない"真空"なら熱伝導はおきません。
『対流』は、気体の流れによって熱が移動する現象なので、
気体が存在しない"真空"なら対流はおきません。
しかし、『輻射(放射)』による熱の移動は、遠赤外線によるものなので、
たとえ真空であっても熱が移動していきます。
そこで、タイガー魔法瓶では、間に薄い銅などを挟むことで、
熱の放射を反射させているそうです。
こちら、タイガー魔法瓶のHPからの拝借です。
Low-Eガラスの技術と同じ理論ですね。
まさに、"魔法"瓶ですね。
魔法瓶はママが子供の頃からありましたし、
さしてモノ珍しいものでもありませんが、
そのすごさを改めて知りました。
技術やしくみはとても単純明快ですが、
なるほどー、と感心してしまったママでした。
この断熱理論をもとに、うなぎの寝床の断熱も考えていけばよいのですが、
家となると話はこんなに単純ではありません…。
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