息子はどうやら『か行』が苦手なようです。
保育園のお散歩コースの池に、カメがたくさんいるらしいのですが、
『カメ!』と言えず、『メメ!』と言っています。
『メメ?』と聞くと、違う、と首を横にふるので、
本人は、『カメ!』と言っているつもりのようです。
同じく『カバくん』は『パバぷん』です。
さて、断熱材についていろいろと勉強していて気になったのが、
『C値』という用語です。
C値というのは、『家の隙間』を表す値で、
日本語でいうと『相当隙間面積』です。
家の延床面積に対する、隙間面積の割合を表す数値で、
C値=床面積1㎡あたりの隙間面積(㎠)
C値が小さいほど隙間は少なく、気密性が高いことになります。
C値は『気密測定器』という機械を使って測定します。
こちらが気密測定器。
なんだかスピーカーみたいです。
室内をこの機械で減圧した時の、
風量と圧力差を測定して、
C値が算出されるそうですが、
どんな感じで測定するのかとか、
具体的な計算方法はママには分かりません。
C値が小さい=隙間が少ない ほど、
・熱損失が少ない →冷暖房効率がよい
・壁内結露が生じにくい →家が傷みにくく、長持ちする
ということで、C値は小さいに越したことはないです。
どのくらい小さい値ならよいかというのは難しいですが、
一つの目安としては、
1999年に建設省が改正した断熱化基準の『次世代省エネ基準』では、
寒冷地 2.0以下
その他 5.0以下
が基準となっています。
ちなみに、寒冷地というのは、北海道、青森県、岩手県、秋田県。
家の隙間というのは目に見えるものではないので、
(見て分かるような隙間があったら大変です)
C値を測定しないと分からないのですが、
測定するには測定費用がかかります。
業者にもよりますが、5万円〜という感じです。
では、5万円を払ってC値を測定してもらう必要があるのか?というと、
融資関係で『次世代省エネ基準』をクリアしている証明が必要な場合には
測定する必要があるでしょうが、
そうでなければ、敢えて測定する必要はなさそう、とママは思います。
測定の仕方によっても値がかなりブレるようですし、
数値自体でどうのこうの言うよりも、
信頼できる施工会社に、しっかりと施工してもらうことが一番大事そうです。
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