2014年6月28日土曜日

液状化の概略判定

うまれた時からわりと足が大きい、1歳10ヶ月になった息子。

昨日、保育園で『靴が小さくなってきたので…』と言われ、
もう!?とママが驚くと、
サイズ自体はまだ大丈夫なのですが、
なんと、足の甲が高いせいで、
マジックテープがすぐ剥がれてしまうのだそうです。

スニーカーのマジックテープがはがれるほどに
分厚い息子の足に驚くママでした。


先日届いた『地盤調査の結果報告書』に、
『液状化の概略判定』というページも入っていました。

"液状化"というのは、
"地下水位以下の緩い砂質土でおこる現象"ですが、
その危険性を厳密に評価するのは難しくて、
ボーリング検査や土質試験などが必要になるので、
あくまで参考程度の評価ですが、

さて、結果は…

液状化の可能性は低い

という、予想通りとはいえ、安心の結果でした。

資料が3つ添付されていて、

1.地形分類による液状化危険度の評価
『谷地』で、『液状化の可能性は小さい』とのこと。

2.液状化予想図
東京都土木技術支援・人材育成センターが出している、
液状化予想図』を添付してくれていて、それによると、
『液状化の可能性は低い』地域とのこと。

"液状化の可能性が高い・ある・低い"
の三段階に分類されて、地図上に色分けされています。

海沿いでも埋め立て地でもないので、
液状化の心配など全くしていなかったのですが、
うなぎの寝床の周辺の液状化予想図を見ると、
わりとすぐ近くに、ほんの一部の地域だけですが、
『液状化の可能性あり』という場所があったので、
ビックリしました。

3.液状化履歴図
『日本の液状化履歴マップ』というものがあるらしく、
それによると、『液状化履歴なし』とのこと。

ということで、うなぎの寝床は液状化の心配はなさそうです。

2014年6月27日金曜日

地盤判定書

昨晩、息子がはじめて、
"ねんね"と言いながら、自ら寝室へ歩いて行きました。

といってもマンションなので、
寝室の入り口はキッチンのすぐ近くなので、
寝室の入り口に立ってママを呼びながら、
ベッドによじ登ろうと頑張っていました。

といっても一人で寝ついてくれるわけではなく、
そこからまた寝かしつけにしばしかかるのですが、
『眠くなったら寝る』
という、人間らしい感覚が分かるようになってきたのかな、
と、成長を感じるママでした。


さて、地盤調査の結果報告書の中の、
地盤判定書の具体的な内容ですが、

■事前調査
地形区分:谷地
地質区分:沖積地盤
観察・異常事項:近隣の家屋外壁にひび割れ

■総合判定
地盤補強

■地盤補強の検討
・ジオコラム工法(柱状改良)
・小口径鋼管杭工法

といった内容でした。

『沖積地盤』というのは聞き慣れないですが、
日本の平野の大部分は沖積層だそうです。

海面の上昇や、河川の氾濫などにより土砂が堆積してできた土壌で、
2万年前以降に形成された比較的新しい地層だそうです。

さてさて、地盤補強にはいかほどかかるでしょうか…。

地盤調査結果

保育園で歯科健診を受けた1歳の息子。

虫歯なし、汚れもなし、の結果で、
日頃の歯磨きの成果が出ました。

初めて見る歯科の先生にちょっと泣きべそ気味だったそうですが、
ちゃんと"あーん"と口をあけて、
大泣きはせずに頑張ったようです。

1歳6ヶ月検診の時に歯科健診も受けられますが、
それ以外では歯医者さんに連れていく機会もないので、
保育園でやってもらえるのは有難い話です。


さて、地盤調査の結果報告書が届きました。
設計事務所宛てに届いていたのを、
先日の打合せでいただきました。

結果は…じゃじゃん、

息子の歯のように問題なし!

とはいかず、

『地盤補強が必要』

との結果でした。

残念…ですが、事前にみていた周辺地域の過去のデータとかをみると、
何らかの地盤改良は必要そうでしたので、まぁ仕方ないですね。

結果報告書は薄い冊子になっていて、中身は、
・地盤判定書
・不同沈下、支持力の検討結果
・ジオテックさん独自の地盤判定フローチャート
・地盤判定の説明書
・調査概要
・地形図、地形分類図
・液状化の概略判定
SWS試験についての説明書
・調査位置図(土地の中のどの場所で調査したか)
換算N値
・調査箇所ごとの具体的な結果
・地盤調査チェックリスト
・現場写真

でした。

現場写真は、ちゃんと調査しましたよ、という証拠として、
調査した場所(今回は5ヶ所)ごとに写真を撮るのですが、
1ヶ所にはママが写っています。

写真を撮る時に、写らないようによけようとしたら、
『どうぞ入って下さい!結果報告書にのるだけなので。』
と言われたので、写っちゃいました。

結果については長くなりそうなので、詳細はまた次回。

2014年6月25日水曜日

キッチンはオーダーせず

乗り物系よりも、今は動物が大好きな1歳の息子。

特に好きなのが、ネコとライオンで、
最近鳴きまねが上手くなってきました。

"みゃーおぅ"
"ガオー"
と、なかなかの演技派であります。


キッチンには(にも?)こだわりたいママは、
オーダーキッチンをどこに依頼するか、
かなり前から検討してきました。

ところが、設計を依頼することになったウルトラKの場合、
通常、キッチンもKさんがあわせて設計するそうです。

ということで、これまでの努力が水の泡に…

といっても、これまでの努力は無駄ではなく、
オーダーキッチンメーカーをたくさん見てきたおかげで、
キッチン事情にもかなり詳しくなって、
キッチンへの具体的な要望もハッキリしているので、
あとはKさんにそれを取り入れてもらうだけです。

なぜキッチンまでKさんが設計するかというと、

キッチンは利益率が約3割らしく、
オーダーキッチンにすると割高になってしまうのと、

Kさんがまとめて設計することで、
壁や床や家具などと合う素材を使ったり、
ミリ単位で設計することができるので、
より綿密なトータルコーディネートができるから、

というわけです。

ママは特にこだわりのキッチンメーカーとかはなくて、
使いやすくてカッコいいキッチンなら何でもよいので、
Kさんにまとめて設計してもらえるなら万々歳です。


もしオーダーキッチンにするとしたらきっとお願いしていたと思うのは、
何度か打合せをして、見積りもとって下さった『北沢産業』さん。
対応も丁寧ですし、他よりは若干割安ですし、オススメです。


さてさて、うなぎの寝床のキッチンはどんなキッチンになるでしょうか。
楽しみです。

2014年6月23日月曜日

基本設計1回目

昨日は家族三人で友人の結婚式に参列してきました。
せっかくなので息子にもスーツと革靴を準備。
ベストに蝶ネクタイもして、ダンディボーイに変身!
したのですが、

高級ホテルの中を走り回り、
時々立ち止まっては、他の参列者をしげしげと観察したり、
そしてまた探検しに走り回り、
汗びしょになりながら楽しんでおりました。

パパと息子と二人揃って蝶ネクタイだったのですが、
息子は『ちょうちょ、ちょうちょ』とお気に入りな様子。

汗びしょだったので、ジャケットは脱がして、
スーツに蝶ネクタイ姿にさせていたら、
ウエイターさんみたいでした。

お子様用ワンプレートランチもでてきて、
普段ならペロリの量だったのですが、
はじめにはしゃぎすぎたのか、
披露宴の頃にはややおねむモードで、
珍しく残していたので、
パパママも残りをお裾分けしてもらったら、
さすがはリッツカールトン、
お子様用のお料理も驚くほどおいしかったです。
特にスープが格別でした♪


その前日の土曜日は、待ちに待ったプラン提示、
第一回打合せ(基本設計①)でした。

でてきたプランは…さすがはウルトラK、
シンプルだけれどディテールにこだわった、
他とは一線を画したプランでした。

プランのポイントは、

1.南側の大開口
南側の斜面の緑がとてもきれいなので、それを借景として楽しめるように、
3階南側が吹抜けとなっていて、2階から3階にかけての大開口となっています。

準防火地域なので、防火対応のサッシでないといけないため、
規制の木造用サッシではサイズに制限があるので、
大開口を設けるとなると、ビル用サッシか、特注になります。

ウルトラKでないとできないわけではないのですが、
そういった特別なサッシの扱いに慣れていないこれまでの設計事務所さんは、
大開口を設けることをわりと避けていました。

どーんと大きな窓を設けるのはウルトラKの得意技なので、
やっぱり意を決してウルトラKに依頼してよかった、と実感。

2.キャンティレバー

道路に面した北側は、1階はガレージスペースで、
2階、3階部分が片持ち式にせり出した形になっています。
そのせり出し方にウルトラKならではのかっこよさがあります。

玄関は奥まっているので、頑張れば車を並列で2台置けますが、
間口も全面道路も狭いので、2台だと車庫入れ的にはかなり厳しそうではあります…。

3.間取り

1階:(南側)主寝室 (北側)ガレージ
2階:(南側)LDK  (北側)お風呂+洗面所+トイレ
3階:(北側)将来的な子供部屋+洗濯機置き場+テラス


あくまで今回のはファーストプランなので、
これをたたき台にして、今後の打合せで話をつめていきます。

ポイントは3階の使い方と、
あとはコスト次第でサイズをどこまで大きくとるか、です。
コストのことも考えて、
今は容積率目一杯よりも一回り小さく設定して下さっていますが、
パパ的にはもう少し広くとりたいようで。

打合せごとにその場で話し合って相談していく形なので、
次回までのパパママの宿題は、
ファーストプランから変更したい点をまとめておくことです。

いよいよ一歩前へ進み始めました♪

2014年6月20日金曜日

調湿気密シート

最近、1歳の息子が子供用のイスには全く座ってくれなくなってしまいました…。
一度は座るものの、すぐに脱出を試みはじめます。

腰回りにクッションを入れていて、
ちょうどよくおさまってあまり身動きもとれないのですが、
クッションのせいで身動きがとりにくいことに気付いてしまい、
まずは自分でクッションをとって、
さらにベルトをすり抜けて、イスの上に立ち上がります。

前にテーブルがついているので、容易には乗り越えられないのですが、
またいで果敢に乗り越えようとします。

とはいえ、ハイチェアなので、乗り越えたら床に落ちてしまいますので、
片足またいだくらいで見かねて、脱走を許さざるを得ず…。

というわけで、子供イスに座らせると目が離せなくなってしまうので、
最近は大人用のイスに座らせてもらえて、ご満悦な様子です。


家づくりをはじめて、初めて存在を知ったモノがいくつかありますが、
そのうちの1つが『調湿気密シート』です。

なんだか聞き慣れない名前です。

名前からして、たぶん"湿度を調節"するんだろうな、とは予測できますが、
『家の中の湿度』ではなく、なんと『壁の中の湿度』を調整するのが、
『調湿気密シート』です。

なぜ壁の中の湿度を調節しないといけないかというと、
壁の中が高湿度状態(湿度80%で5000時間以上)になると、
木材を腐らせる腐朽菌が壁内に繁殖して、
構造木材の強度が低下し、家の耐久性に影響してしまうからです。

つまり、あくまで構造木材のコンディションを維持するためのもので、
住み心地や快適さといった、体感できる違いは特にありません。

とはいえ、せっかく建てる家(木造)を長持ちさせることができるし、
構造木材の腐蝕を防ぐのですきま風が入りにくく、省エネになるので、
はるに越したことはありません。
逆に、絶対使わないといけないものでもありません。

調湿気密シートで有名なのは『デュポン社』の『ザバーン』です。


調湿気密シートはこんな感じのシートで、
原料はポリプロピレン不織布です。

画像はデュポン社のホームページから拝借。

断熱材の室内側にはります。

どうやって壁の中の湿度をコントロールしているかというと、

ポリビニール・アルコールという分子が、
乾燥状態では分子同士が結合しているので、殆ど隙間がなく、水分も空気も通れません。

湿度が高いと水分子と結合するので、
隙間が広がって、湿気(水分)の分子はシートを通過できるようになるのです。
一方、空気は通過できません。

乾燥すると、また元に戻ります。

■夏
夏は、冷房で室内を冷やしすぎると、壁内に結露が発生します。
つまり、壁内が高湿度状態になるので、
調湿気密シートが空気は通さずに、水蒸気のみを通すことで、
壁内の結露を防止します。

■冬
乾燥している冬場は、防湿機能を発揮して、
室内から壁内へ湿気が入るのを防止して、
壁内を常に乾燥状態に保ちます。

『ザバーン』でなくて、一般のシートは、
ただの『防湿気密シート』なので、冬しか機能せず、
夏場は壁内結露が生じてしまいます。

ところが『ザバーン』は、湿気が通るのを防ぐだけでなく、
湿度に応じて通すこともできるので、"可変透湿機能"を持っているのです。

さて、うなぎの寝床には調湿気密シートがはられるでしょうか。

いよいよ明日は、4週間待ちに待ったウルトラKからのプラン提示です。
今から明日の打合せが楽しみです♪

2014年6月12日木曜日

地盤調査 〜よもやま話

息子がトトロ(のぬいぐるみ)に、
ママの携帯電話の待ち受け画面の自分の写真を見せて、
『○×△』と自分の名前を言って、教えてあげていました。

歯磨きしてあげたり、
息子がトトロ(のぬいぐるみ)ととても仲良しです。

そのうち、トトロに絵本を読んであげたりするんじゃないかしら、
と密かに期待しているママです。


地盤調査を行って下さったジオテックさんの担当の方がとても親切で、
地盤調査にまつわるお話をいろいろしてくれました。

■液状化の可能性の判定は難しい

"液状化の可能性があるかどうかを知りたい"とよく言われるそうですが、
液状化の可能性を判断するのはなかなか難しいらしく、
安いスウェーデン式サウンディング(SWS)試験では分からないそうです。

やっぱり、『安い試験では安いなりのところまでしか分からない』そうです。


■改良目当てでわざと悪い結果にしたりはしないよ

地盤調査費用の見積り』で、
"地盤改良目当てで、わざと悪い結果を出す業者もあるらしい"と書きましたが、

ママが聞いたわけでもないのに、ジオテックさんの方から、

『うちは地盤改良もやってるんで、
改良目当てで"改良が必要"っていう結果にしてるんじゃないの、って思われたりするんですけど、
それしてると信用されなくなっちゃうんで、そんなことはしてません。』

なんて話をされました。

本当かどうかは分からないですが、
そんなことを自ら言うくらいですから、
いろいろ言われたりするんでしょうね。


地盤保証をつける場合は、
あえて地盤調査と地盤改良を別会社にしたりするそうです。

でも、地盤改良の会社が、"調査の結果が信用できない"とかいって、
結局調査をやり直すこともあるそうな。


■雪山で地盤調査したりもするらしい

ジオテックさんは戸建て用の土地の地盤調査がメインらしいのですが、
最近はソフトバンクの電波用の鉄塔を建てるための地盤調査も依頼されたりするそうです。

"地盤がかたい"と思ったら、大きな岩があるだけだったりもするそうで、
山での調査はけっこう大変だそうです。

そういった大きなモノの地盤調査の場合、
工事を気候の良い時期に予定するので、
地盤調査はその前に、となると、雪の時期になるらしく、
雪山で地盤調査したりもするそうです。


などなど、普段は聞けない、地盤調査業界のお話が聞けました。

ジオテックさん、有難うございました。