ここ最近、自分から"ぼーし、ぼーし"と言って、
喜んで帽子をかぶってくれるようになりました。
"なぜ急に??"と不思議に思っていたママ、
帽子をかぶってくれるのはありがたいことなので、
特に気にしていなかったのですが、
今朝、"もしかしてこれのおかげでは!"というものが思い当たりました。
それは…
『猫ピッチャー』です。
保育園の近くに、野球帽をかぶった猫ピッチャーの大きなポスターがあって、
それを毎日指差して、
"にゃんにゃん!" "ぼーし、ぼーし"
と言っているので、
大好きなネコのマネをして、帽子をかぶるようになったのでは…
というのが、ママの推理です。
話が途中だった、『光触媒ガラス』のお話ですが、
光触媒の二大機能のうち、まずは『超親水性』についてまとめます。
『親水性』とは、"水となじみやすい性質"のことです。
伊藤忠ウインドウズHPより |
『親水性』の逆は、
水をはじく『撥水性(疎水性)』です。
こちらの図のように、
ガラス表面の水の角度で考えると
分かりやすいです。
水がガラス表面になじんで、ベターっと広がるのが、
上図真ん中の『親水性』。
ガラス表面が水をはじいて、水がガラス表面にくっつけずに丸くなるのが、
上図右側の『撥水性』。
光触媒ガラスに紫外線があたると、『超親水性』になります。
なぜかというと…
『光触媒の超親水性-理論と応用』より |
光触媒ガラスの表面は『二酸化チタン』の膜ですが、
普段は左図①のように、
酸素(O)がチタン(Ti)の間を架橋しています。
ここに紫外線があたると、
酸素が脱離して、②のように欠陥が生じます。
この酸素欠陥に、空気中の水分(H2O)のOが入り込むことで、
水が解離吸着します。
そして左図④のように、
そこに水素結合でさらに水分が吸着していくのです。
こむずかしい話なので、
もう少し分かりやすい図を紹介すると、こんな感じです↓
感染予防.comより |
水をかけたときの写真を見ると、一目瞭然ですね。
水がダマダマにならないので、
雨が降った後も、
水の跡が残りません。
まどラボHPより |
さらに、
ガラス表面に水が広がるということは、
水の膜で覆われるようなものなので、
汚れを浮き上がらせてそのまま流してくれるのです。
画期的ですねー。
でも、そんな効果、すぐになくなっちゃうのでは??
と疑いたくなりますが、
とあるお家では、一度も掃除をしていない大きな窓ガラスが、
新築から2年経ってもまだまだとってもキレイです、
というお話を先日知人から聞きました。
何年間効果がキープされるのかは分かりませんが。
さてさて、うなぎの寝床には、光触媒ガラスが装着されるでしょうか??
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