2014年5月21日水曜日

無垢材の問題点?

息子が手をつながずに1人で、
けっこう急な下り坂を降りていこうとしたので、
"転ぶかなー"と思いながら見ていると、
器用に"てってってー"と転ばずに小走りに降りて行って、
息子の成長に驚いたママでした。


さて、『無垢材』でおあずけにした、
無垢材の追加調査の調査結果です。

1.傷がつきやすい
複合フローリングのコーティング材よりも、表面が柔らかいので、
複合フローリングよりも傷はつきやすいそうです。
最初の1-2年は、"モノを落としてここがへこんでしまった"というように
気になるようですが、5年くらいすると傷がなじんで、
気にならなくなってくるそうです。

そういう意味では、"ほんの少しの傷も気になって仕方ない!"
という人には向かないのかもしれません。

5年を過ぎての長期間となると、
無垢材は味わい深くなってくるのに比べて、
複合フローリングは表面のコーティング材の劣化が避けられず、
年月を経るごとに差は歴然としてくるそうです。

2.反る
自然の木そのものなので、季節によって収縮膨張を繰り返します。
なので、施工時に、無垢材の間に厚紙(スペーサー)を挟んで、
隙間を少しあけながら張っていったりするそうです。

ところが、複合フローリングしか知らない職人さんが、
隙間なく無垢材を張ってしまうと、
夏に無垢材が湿気を含んで膨張して、反り上がってしまいます。

また、無垢材が反らないように、
通常は施工時に、板と板の組み合せ部に小さな釘を打っていきます。

ところが、床暖房の上に無垢材を張る場合は、
暖房パネルに釘で固定するこはできないので、
接着張りになります。
接着張りだと、木が反り上がる力に耐えきれずに剥がれて、
板鳴りをおこすことが稀にあるそうです。
でも修復可能だそうです。

3.水がたれたらすぐふく
水がたれたのを放ったらかしておくと、シミになるようで、
水がたれたらすぐにふかないといけないそうです。
すぐに拭きさえすれば、特に困らないようです。

中性洗剤を使うと、木を保護している油分が分解してささくれ立ってしまうので、
中性洗剤は使えません。

4.カビは生えないハズ
木材が、相当な湿気を含んでいないと、カビは発生しないけれど、
結露や、漏水や、換気不足などの外的な要因があると、
カビが生える可能性もあるそうです。

ただ、そんな場合は、無垢材どころの話ではなく、
家全体の耐久性にかかわる大問題だそうです。

5.床暖房は低温式
床暖房に対応している無垢材もありますが、
あまり高温にするわけにはいかないので、
低温式の床暖房を選択する必要があります。

低温式でも、じんわりじっくり暖まって、
主暖房として使えるものもあります。

でも、無垢材の足触りは、複合フローリングと違って、
冬でもひやっとはしないそうで、
床暖房を入れない方も多いそうです。


なるほど、無垢材だからといって大きな問題点があるわけではなさそうです。
あとはコストですが、広さにもよるので、一概には比較できません。

うなぎの寝床の床はどんな床になるでしょうか。
楽しみです。

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